こんにちは。
今月は「年末に向けて大掃除」と題して、水回りのお手入れ方法をお伝えしています。
第2回目は「バスルーム編」です。
バスルームの汚れには
お風呂の壁やタイルの目地、ゴムパッキンなどに点々とつく黒いカビ。
カビと間違うことが多いですが、ピンクぬめりの正体は実は「ロドトルラ」という酵母菌。
私たちが頭や体を洗ったり、浴槽に浸かったりしたときに出る皮脂汚れ。
水道水に含まれるカルシウム、マグネシウム、ケイ素などのミネラル類などによる水垢。
など、様々な種類があります。
お風呂掃除のコツは、汚れの種類によって洗剤や掃除方法を変えることです。
場所ごとに記載してますので、参考にしてくださいね♪
それではいよいよ掃除開始!!
浴 槽
- 柔らかいスポンジに浴室用中性洗剤をつけ、円を描くように軽くこすります。
- 洗剤成分をしっかり洗い流します。洗い残しはシミの原因になります。
- かたく絞った布で水分を取り除くと、さらにキレイに保てます。
床(タイル)
- カビの部分に強めのシャワーでお湯をかけて、カビを浮かせておきます。
- レールブラシに浴室用中性洗剤を含ませて、こすり洗いします。壁の高いところには、ブラシに布を巻きつけて用いると、洗剤の飛び散りやたれを防ぐことができます。
- 黒ずんだ箇所は洗剤を塗りつけるようにして、こすり落とします。
- 床は目地や凹凸が多いので、浴室用ブラシが適しています。浴室用中性洗剤を直接床にスプレーし、ブラシで全体をこすり洗いします。
- 洗剤成分をしっかり洗い流しましょう。せっけんかすが残っていると、カビや汚れの原因になってしまいます。
- 冷水シャワーで湯気を抑え、湿気を少なくします。最後にから拭きして水分を取り除きます。
さらに、タイル目地のカビを落とすには
- 歯ブラシに浴室用クリームクレンザーを取り、こすり落とします。
- 洗剤成分をしっかり洗い流し、から拭きして水分を取り除きます。
- 目地がすっかり乾燥してから、 ロウを塗っておくとカビが生えにくくなります。
- 一度で落ちないしつこい汚れは、お湯をかけて洗い流しながら、4~5回根気よくこすります。それでもだめなときは、カビ取り剤をスプレーして20~30分放置し、こすり落とします。
床(タイル以外)
クエン酸スプレーまたは、お風呂用中性洗剤をスプレーし、ブラシを使ってこすりシャワーで洗い流します。
毎日行うことにより、水垢がたまりにくくなります。
*皮脂汚れを落とすには
皮脂汚れは、たわしや浴室用ブラシに浴室用クリームクレンザーをつけてこすり洗いします。カラリ床の場合、クリームクレンザーが溝の中に残りやすいので、念入りに洗い流します。
鏡や蛇口
鏡や蛇口の汚れはアルカリ性の水垢なので、使用する洗剤はクエン酸がおすすめです。
軽い汚れであれば、クエン酸スプレーを吹きかけてスポンジでこするだけでOK。
汚れがひどい場合は、サランラップなどでクエン酸パックをしてみましょう。
排水口
- ビニール手袋をして、排水口の目皿(ゴミ受け)に溜まった髪の毛やゴミをティッシュで取り除く
- 塩素系漂白剤の泡スプレーを満遍なく吹きかける
- 20分ほど放置
- シャワーでよく洗い流したあと、残った汚れを歯ブラシでこすり再度シャワーで洗い流す
天井まわり
一番手軽なカビ取り剤を使用したいところですが、天井にスプレーすると自分に降りかかってくるので非常に危険です。
使い古したタオルなどのボロ布に消毒用エタノールを染み込ませ、カビをひとつずつ拭き取りましょう。
最後に硬く絞った布に取り替えて洗剤成分を拭き取り、さらに乾いた布でから拭きします。
お風呂は毎日使うところです。
最後に入浴した人が、シャワーで壁や床を洗い流し、残り湯を抜きながら浴槽内の湯あかをスポンジで落とします。さらに、から拭きで水気を取ればカビ予防にもなって完璧です!習慣にすればらくちんですよ。
長文でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。