福山市水呑町・東川口町の住みやすさとは?子育て環境や利便性を解説

  • 作成日:2025/03/05
  • 更新日:2025/03/05
  • 編集者:山根木材メディア編集部
福山市水呑町・東川口町の住みやすさとは?子育て環境や利便性を解説

広島県第二の都市である福山市。その南部に位置する水呑町(みのみちょう)と東川口町(ひがしかわぐちちょう)は、中心市街地から程よく距離があり、自然に囲まれた環境でのびのびと子育てができるだけでなく、生活の利便性が高く、教育環境も充実したエリアです。
家族で安心して暮らせる住環境を探している子育て世帯にとって、最適な街といえるでしょう。

本記事では、福山市水呑町・東川口町がなぜ住みやすいのかを解説し、子育て世帯に嬉しい地域情報や、家を建てる際の注意点についても詳しく紹介します。

福山市水呑町・東川口町の基本情報

芦田川大橋

引用:公益社団法人福山観光コンベンション協会 芦田川大橋

広島県福山市の水呑町と東川口町は、どちらも市域の南部に位置しています。
芦田川と熊ケ峰に挟まれた自然豊かな環境が広がる水呑町と、中心市街地へのアクセスが良い東川口町は、市内でも生活しやすいエリアとして評価されています。
ここでは、それぞれの地理的な特徴とエリアの魅力について見ていきましょう。

水呑町エリアの特徴と魅力

水呑町は福山市の南部に位置し、北東側に流れる芦田川流域と西側にある熊ケ峰の間に市街地が形成されています。
南へ足を伸ばせば、瀬戸内海有数の景勝地として知られる鞆の浦(とものうら)にもアクセスでき、市内の観光地にも近接するエリアです。

もともとは広大な田園地帯が広がるのどかな場所でしたが、1991年以降、農地整理と市街地開発が進められてきました。
総額137億円を投じた大規模開発によって、商業施設や宅地が立ち並ぶ郊外の新興住宅地へと変貌を遂げました。

主要道路や公共交通機関も整備されたことで、市の中心部や市外へのアクセスも良好です。
発展を遂げる一方で、周辺には今もなお自然豊かな環境が広がり、子育てや生活に適したエリアとして人気です。

水呑町の地名の由来は、西側の熊ケ峰の岩盤が不透水層となり、多くの水脈が形成されていることにあります。
エリア内には、多くの湧水が点在し、その豊かな水源が「水呑」という名称の由来とされています。

水呑町に住む人のうち、約25%が「自然環境の良さ」を住みやすさの理由として挙げています。
続いて、約15%が「近所付き合いがしやすいから」「買い物など日常生活が便利だから」、約13%が「防災防犯面で比較的安心だから」と回答しており、自然環境と生活利便性の両立が魅力です。

東川口町エリアの特徴と魅力

東川口町も福山市の南部に位置する地域です。
水呑町よりも中心市街地寄りに位置していて、主要道路や公共交通機関の整備が進んでいるのが特徴です。
そのため市内外へのアクセスが良好で、道路状況によりますが、東川口町から福山駅までは自家用車で10〜15分程度です。

主要道路に囲まれた閑静な住宅街でありながら、スーパーや医療施設などの生活利便施設がそろっており、快適に暮らせるエリアです。
町内には福山市川口東交流館があり、地域住民の交流やイベント開催の拠点として広く利用されています。

また、保育園や幼稚園、学校なども近くにあるため、子育てに適した環境が整っているのも魅力です。

水呑町・東川口町エリアの子育て情報

福山市立水呑小学校

引用:福山市立水呑小学校

どちらのエリアも子育てに適した環境が整っていますが、教育環境や子育て支援制度、子連れで楽しめるスポットなどについて気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、水呑町・東川口町エリアの子育て情報を詳しくお伝えします。

教育環境

水呑町・東川口町ともに、地域内に複数の保育施設や幼稚園があります。
待機児童の問題も少なく、スムーズに入園できる環境が整っているのが特徴です。
それぞれのエリアの保育所や学区をまとめると次のとおりです。

  水呑町 東川口町
保育施設・認定こども園 市立水呑立正保育所
水呑こども園
市立川口保育所
幼稚園 向丘幼稚園 ※東川口町には幼稚園なし
小学校 福山市立水呑小学校
(全校生徒数743人)
福山市立川口東小学校
(全校生徒数304人)
中学校 福山市立向丘中学校
(全校生徒数367人)
福山市立城南中学校
(全校生徒数750人)

※全校生徒数はいずれも2024年度時点

子育て支援制度

福山市では、児童手当や児童扶養手当など、子育て世帯への経済的支援が充実しています。
妊婦や子育て中の世帯を対象に、「出産・子育て応援金」が設定されており、妊婦一人当たり5万円、子ども一人当たり5万円の支給が受けられます。

福山市の子育て支援制度の特徴の一つが、フィンランド発祥の総合的な子育て支援制度「ネウボラ」の導入です。
看護職や保育士の資格を持つネウボラ相談員が、妊娠届出時から子育て期に至るまで、伴走型の一貫した相談支援を提供しています。

また、地域の子育て支援拠点では、育児相談や親子交流イベントが定期的に開催されていて、子育て中の親同士での交流も活発に行われています。

福山市の子育て支援の詳細は、こちらの記事をご覧ください。

子連れで楽しめるスポット

水呑町と東川口町の周辺には、自然豊かな公園や川沿いの散歩道が多くあり、子どもたちがのびのびと自由に遊べる環境が整っています。
特に、新興住宅地として開発された水呑町には、街区ごとに整備された公園が点在しており、近所で気軽に外遊びできるのが魅力です。

また、地域の交流館では、子ども向けのワークショップや季節ごとのイベントが定期的に開催され、親子で楽しめる機会が多くあります。

竹ケ端運動公園

竹ケ端運動公園

引用:Dive!Hiroshima 竹ケ端運動公園

広島県福山市にある竹ケ端運動公園は、スポーツ施設が充実した公園ですが、子どもと一緒に楽しめるスポットもたくさんある施設です。
広々とした芝生の広場では、走り回ったりボール遊びができ、遊具もあるので小さな子どもも満足して遊ぶことできます。
夏には水上スポーツセンターのプールがオープンし、家族で水遊びも楽しめます。

川口東公園

川口東公園

引用:川口東公園

福山市東川口町にある川口東公園は、地域のファミリーに人気の公園です。
すべり台やブランコ・砂場などの遊具が揃い、小さな子どもも安心して遊べます。
ベンチやトイレも完備されており、季節ごとに咲く花々も見どころです。

浜あおむし公園

浜あおむし公園

引用:びんなび 浜あおむし公園

福山市水呑町にある「浜あおむし公園」は、ユニークなあおむし型の遊具がある楽しい公園です。
カラフルな複合遊具やすべり台、動物のスプリング遊具、砂場などがあり、小さな子どもも安心して遊べます。
緑も豊かで、お花や木々に囲まれながら自然を感じられる環境です。

水呑町・東川口町エリアで家を建てる際の注意点

設計図の上に青い屋根の平屋の模型とものさしが置かれている

ここまで紹介してきたように、水呑町・東川口町エリアは子育て世帯がマイホームを構えるのに適したエリアです。
いざ家づくりを検討する際は、以下の2つの重要なポイントを意識しましょう。

福山市のハザードマップを事前に確認する

家を建てる際は、検討しているエリアの災害リスクを認識し、適切な対策を取ることが大切です。
福山市の地震災害ハザードマップでは、「南海トラフ巨大地震」や「長者ヶ原断層を原因とする地震」、「福山市庁舎の直下を震源とする直下型地震」の3種類の地震に対して、揺れの強さを示すマップを公開しています。

このマップによると、水呑町エリアは危険度3(建築物の全壊率5〜10%)が主体で、東川口町エリアは場所によって危険度5(全壊率20〜30%)、危険度6(全壊率30〜40%)となっています。

これらの数値はあくまでも目安ですが、特に東川口町では耐震性の高い家づくりが不可欠といえるでしょう。
また、どちらの地域も海や川に近いことから、津波や洪水のリスクもほかのエリアに比べて高くなっています。

土地を探ぶ際は、各種ハザードマップを確認し、災害リスクを十分に考慮することが重要です。

地域に精通している地元の工務店を選ぶ

水呑町や東川口町エリアは海や川に近く、特に川沿いや低地部分では、軟弱地盤の可能性が高いとされています。
地盤が弱いと家の強度に影響が出るので、事前に地盤改良工事が必要です。

地元の工務店に施工を依頼すれば、エリア特有の地盤特性を熟知しており、最適な基礎工事を提案してくれるでしょう。
地盤改良工事や杭打ちを適切に実施することで、地震の揺れや液状化などにより建物が倒壊するリスクを軽減できます。

また、川沿いや低地では台風や豪雨による浸水被害も懸念されます。
この点も地元工務店ならリスクを把握しているので、適切な排水設備の設置や基礎高さの確保など、浸水時の被害を考慮した設計が可能です。

水呑町・東川口町エリアで家を建てるなら、地元の山根木材ホームにお任せください

広島県福山市の水呑町・東川口町は、中心市街地へのアクセスの良さや充実した生活利便施設など、暮らしやすさが魅力のエリアです。
海や川が近く、豊かな自然環境が身近にあるため、子育て世代にも適しています。

一方で、海に近い低地や川沿いの住宅地では、地震や津波、洪水などによる被害も想定されます。
福山市は地震のリスクが比較的低い地域であるものの、ハザードマップを確認し、必要な対策を講じることが大切です。

福山市で数多くの住まいを手がけている山根木材ホームは、耐震等級の最高等級である「等級3」を標準仕様としており、将来予想される大地震にも耐え得る家づくりができます。
福山市近隣に拠点があり、アフターサービスも迅速に対応可能です。災害時や建物トラブルの発生時にも、迅速な対応が受けられるでしょう。

加えて、地元の資材会社や専門業者とのつながりが強く、災害時でも安定した資材調達と施工が可能となっています。
災害後の点検や修繕も素早く柔軟に対応できるので、その後も安心して暮らすことができます。

福山市水呑町・東川口町エリアで、家族が安心して暮らせる家を建てたいなら、福山市内での建築実績が豊富な山根木材ホームまでご相談ください。
まずは、ホームページより資料請求やお問い合わせをお気軽にどうぞ。

お問い合わせ・資料請求は、下記お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

この記事を書いた人
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山根木材メディア編集部

ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

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