※個人差がありますので目安にしていただき、高さや位置は実際に使用される方が確認されて取り付けをしてください。
廊下手すりの高さ
【高さを決める基準】
- 腰(大腿骨)の位置
- 腕をまっすぐ下した状態での手首の位置
など基準となるものがあります。
床から手すりの上端までが750~850mmの範囲で設置されることが多いです。
公共の施設は750mmで設置することが多いみたいですが、ちょっと低く感じるかもしれません。
これは手すりを低く使いたい人を基準にしているのだと思います。
リフォームのとき私は、
「家の中で生活する一番弱い立場の人を中心に考える」
を基本にプランを考えます。
子供やお年寄りですね。
手すりは足腰が弱くなり歩行に不安のある方や、将来のことを考えて取り付ける方が多いです。
資料やインターネットで調べるといろいろな意見がありますが、実際には800mm程度で取り付けるのが良いと思います。
階段手すりの高さ
【高さを決める基準】
階段の手すりは斜めに設置されますが、段鼻(階段板の先)の部分から垂直高さ750mm前後が標準になります。
踏み面の真ん中で800mm程度の高さになります。
手すりが高すぎると上るとき重心が後方になり体がのけ反るので危険です。
重心がちょっと前になるような高さが良いです。
【階段手すりの取り付け位置】
階段の両側に壁がある場合、手すりは左右どっちに取り付けるのが正解でしょう?
基本は「下りるときの利き手側」とされています。
なぜでしょうか?
それは上りよりも下りのときの態勢が不安定で事故が多いからと言われています。
上りのときに転げても前の段板にぶつかるぐらいですが、下るときに転げると下まで落ちる可能性があります。
転げそうなときにパッと手が出るのは利き手と言われ、手すりが利き手側にあるのが良いとなっています。
山根木材はバリアフリー、介護、手すりフォームの経験も豊富でいろいろなご提案ができます。
広島のリフォームなら山根木材までお気軽にご相談ください。