リフォームにおすすめのキッチン10選!メーカーごとの特徴や選び方

  • 作成日:2024/01/05
  • 更新日:2024/10/24
  • 編集者:山根木材メディア編集部
リフォームにおすすめのキッチン10選!メーカーごとの特徴や選び方

キッチンは主婦が1日に多くの時間を過ごす場所であり、ダイニング・リビングと同じ空間に置かれる間取りが多いことから、家族にとっても重要な場所と言えます。
キッチンはメーカーや商品により異なる特徴があるので、自分に適したキッチンを選べば家事がスムーズに進むようになります。

今回の記事では、メーカーを限定せずに人気のキッチンを10個まとめました。
キッチンリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

キッチンリフォームにおすすめ!おしゃれなキッチン10選!

キッチンをリフォームする際には、どのシステムキッチンにするか選ぶことが重要です。
ここでは、人気のキッチンを10個まとめました。自分にぴったりのキッチンを探してみてください。

①LIXIL:シエラS

おすすめのキッチン① LIXIL シエラS
出典:シエラS(LIXIL)

LIXILのシエラSはデザインが豊富でキッチンの雰囲気を自由に変更できる商品です。シンプルかつ使いやすさが重要視されており、長年人気を集めています。
「ひろびろシャワー」と「スキットシンク」の組み合わせによる使いやすいシンク周りが特徴的で、汚れが簡単に取り除けるキッチンです。
「スキットシンク」はシンクの底辺の傾きを工夫し、水が広がりにくくシンクのどこからでも排水可能な仕組みが施されています。

LIXIL:シエラS
特徴 ・スリムデザインワークトップ
・水平ラインを強調する「スリム取手」
・「ひろびろシャワー」でシンクの汚れが落としやすい
・汚れがスムーズに流れる「スキットシンク」
・余裕のある広さの「ひろまるコンロ」
価格目安 586,500円〜793,500円

②クリナップ:ラクエラ

おすすめのキッチン② クリナップ ラクエラ
出典:ラクエラ(クリナップ)

キッチンは家具であると考えるクリナップでは、デザイン性の高いシステムキッチンを販売しています。
サイズ展開も豊富なため、自宅のキッチンにぴったりのサイズが見つけやすいでしょう。

キッチン扉には木や石の質感を再現したものや、シンプルなカラーなどが30種類用意されています。
さらにグリルレスコンロ・インテリアに溶け込む食器洗い乾燥機・高性能な換気扇システムなど、機能面にも力を入れています。

クリナップ:ラクエラ
特徴 ・美しく静かな「サイレントシンク」
・豊富なデザインから各パーツを選択可能
・ブラックカラーレンジフード
・大容量の収納
・高級感溢れるコーリアンワークトップ
・ワークトップに馴染むアクリストンシンク
・シンク全体の美コート加工
・可動式の壁面収納「ハンドムーブ」
価格目安 593,500円〜

③TOTO:ミッテ

おすすめのキッチン③ TOTO ミッテ
出典:ミッテ(TOTO株式会社)

すっきりとしたシンプルなデザインと使いやすさを追求したミッテには、少ない水の量でも食器が洗えるエアインシャワーの水ほうき水栓が用意されています。
エアインシャワーは水に空気を含ませて水の粒をボリュームアップし、快適な洗い心地と節水を両立します。
また、足でこまめに水を出し止めできる「つま先らく押し水栓スイッチ」がついているという点も特徴的です。

TOTO:ミッテ
特徴 ・水ほうき水栓によるエアインシャワー
・つま先で水の出し止めをコントロールする「つま先らく押し水栓スイッチ」
・出し入れしやすいセンターラインキャビネット
・水が流れやすい「すべり台シンク」
・掃除の労力を減らす一体型排水口周り
価格目安 830,000円〜1350,000円

④パナソニック:ラクシーナ

おすすめのキッチン④ パナソニック ラクシーナ
出典:ラクシーナ(Panasonic)

料理のしやすさを追求したキッチンであるパナソニックのラクシーナは、幅広いコーディネートが可能なシステムキッチンです。ラクシーナを含むパナソニックキッチンの代表的な機能の一つに、コンロを横並びにしたワイドコンロがあります。

ワイドコンロなら家族で横に並んで調理をするスペースが生まれ、フラット設計であるため調理後も簡単に掃除できます。また、コンロ手前に16cmの空間ができることから、下ごしらえをしつつ料理を火にかけられます。

パナソニック:ラクシーナ
特徴 ・ワイドコンロ
・10年お手入れ不要のレンジフード「ほっとくリーン」
・人造大理石のカウンター
・傷や汚れに強い「スゴピカ素材ラクするーシンク」
・調理家電が使いやすい「クッキングコンセント」
価格目安 1,150,000円〜

⑤クリナップ:ステディア

おすすめのキッチン⑤ クリナップ ステディア
出典:ステディア(クリナップ)

クリナップのステディアは対面キッチンの開放感と、程よく手元を隠せる工夫が施されたシステムキッチンです。特殊セラミックコーティングの美コートワークトップは傷と汚れに強く、油汚れもサッと水拭きするだけで綺麗に落とせます。
また、細かい傷がつきにくいことから、長期間ワークトップの美しさを保てます。

クリナップ:ステディア
特徴 ・水の流れをコントローする「流レールシンク」
・シンク全体の美コート加工
・2ヶ月に1回ボタンを押すのみの「洗エールレンジフード」
・サッと取り出せる「ツールポケット」
・取り出しやすい立体収納
価格目安 795,000円〜

⑥パナソニック:リビングステーションV-style

おすすめのキッチン⑥ パナソニック リビングステーションV-style
出典:リビングステーション V-style(Panasonic)

V-styleはパナソニックのキッチンの中ではお手頃価格で、優れた機能を搭載したキッチンが導入できます。
37色の扉柄と4つの取手が選択できるため、自分好みのデザインに仕上げられます。
通常のキッチンよりも50mm小さい規格のリフォームに適したサイズも用意されています。

パナソニック:リビングステーションV-style
特徴 ・トリプルワイドコンロ
・10年お手入れ不要のレンジフード「ほっとくリーン」
・シンクの掃除がしやすい「スキマレスシンク」
・豊富な収納
価格目安 943,000円〜

⑦TOTO:ザ・クラッソ

おすすめのキッチン⑦ TOTO ザ・クラッソ
出典:ザ・クラッソ(TOTO株式会社)

自然光や照明など当たる光によって表情を変化させるクリスタルカウンターを採用しているクラッソは、使いやすさと美しさを両立したシステムキッチンです。
クリスタルカウンターは衝撃や高熱にも強いため、常に美しいキッチンを保てます。

TOTO:ザ・クラッソ
特徴 ・特徴的なクリスタルカウンター
・手をかざすだけで水を出し止め可能な「タッチレス水ほうき水栓」
・ぬめり防止と除菌が可能な「タッチレスきれい除菌水」
・汚れが溜まりにくい「スクエアすべり台シンク」
・10年間ファンのお手入れ不要な「ゼロフィルターフードeco」
価格目安 1100,000円〜

⑧LIXIL:リシェルSI

おすすめのキッチン⑧ LIXIL リシェルSI
出典:リシェルSI(LIXIL)

LIXILのリシェルSIは、機能やデザインのみでなく料理を楽しめる場所としてのキッチンを提案しています。
お手入れが簡単で家事による体の負担を最小限に抑える工夫が施されており、調理はもちろん後片付けもスムーズに進みます。
また、特徴的なハイブリッドクォーツシンクは硬さとしなやかさを備え、熱が残る鍋を置いたり調味料をこぼしたりしても変色・変形しにくい素材が使われています。

LIXIL:リシェルSI
特徴 ・熱や傷・汚れに強いワークトップ
・下ごしらえがしやすいWサポートシンク
・手をかざすだけで水が出る「ナビッシュハンズフリー水栓」
・軽い力で開く「らくパッと収納」
・10年間ファンとフードの掃除が不要な「よごれんフード」
価格目安 1010,000円〜

⑨パナソニック:Lクラス

おすすめのキッチン⑨ パナソニック Lクラス
出典:Lクラス キッチン(Panasonic)

パナソニックのLクラスはパナソニックのキッチンの中でも特別な仕様であり、Lクラスを導入した方はパナソニックの「Lクラスオーナー」として各種アフターサポートサービスを受けられます。
通常5年間の本体保証は10年間に延長され、Lクラス専用のコンシェルジュがお手入れのアドバイスや故障相談を担当します。

パナソニック:Lクラス
特徴 ・ワイドコンロ
・10年お手入れ不要のレンジフード「ほっとくリーン」
・人造大理石のカウンター
・傷や汚れに強い「スゴピカ素材ラクするーシンク」
・調理家電が使いやすい「クッキングコンセント」
・高級感のあるデザインを採用
価格目安 1237,000円〜

⑩タカラスタンダード:エーデル

おすすめのキッチン⑩ タカラスタンダード エーデル
出典:システムキッチン エーデル(タカラスタンダード)

豊富なデザインが選択できるタカラスタンダードのエーデルなら、自宅に適したデザインのシステムキッチンを用意できます。
非常に手頃な価格で販売されているため、キッチンリフォームの費用を抑えたい方におすすめです。

タカラスタンダード:エーデル
特徴 ・汚れがつきにくいホーローキッチンパネルとキャビネット
・豊富な収納
・6色のキッチンカラー
価格目安 368,500円〜

キッチンリフォームにおすすめのメーカーの選び方

黒で統一されたキッチンと棚がおしゃれなキッチン

キッチンリフォームを行う際、どのメーカーのキッチンを選ぶかは非常に重要な決断です。
価格、デザイン、機能性、カスタマイズのしやすさなど、さまざまな要素を考慮する必要があります。
ここでは、キッチンメーカーを選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

予算に合わせたメーカーの選定

キッチンメーカーによって、商品ごとの価格帯や提供される機能が大きく異なります。予算をしっかり決めてから選ぶことが重要です。
例えば、クリナップの「ラクエラ」やタカラスタンダードの「エーデル」は、リーズナブルな価格帯でもしっかりとした機能を備えており、予算を抑えたい方に適しています。
一方、パナソニックの「Lクラス」やLIXILの「リシェルSI」は、デザイン性や機能性が高く、価格も高めですが、長く使うことを前提とした贅沢なキッチンを希望する場合におすすめです。
まずは自分の予算を明確にし、その範囲内で最適な選択肢を見つけるようにしましょう。

デザインと機能性のバランスを考える

キッチンは、デザインと機能性が両立していることが理想です。美しいキッチンでも、使い勝手が悪ければ日常生活に不便を感じるでしょう。
そのため、デザインだけでなく、収納力や掃除のしやすさといった機能面も重要視する必要があります。

例えば、TOTOの「ザ・クラッソ」は、独特なクリスタルカウンターが美しい一方で、耐熱性や耐久性に優れ、キッチン全体の使いやすさを損ないません。
また、パナソニックの「ラクシーナ」では、横並びのワイドコンロが特徴で、家族で同時に調理できる広々とした空間を提供しています。
デザインと機能のバランスや、見た目のスタイリッシュさと家事のしやすさを考慮して選びましょう。

メーカーごとのアフターサポートの違い

キッチンは長期間使用する設備ですので、購入後のアフターサポートの充実度も選定時の大きなポイントとなります。
メーカーごとにサポート内容や保証期間が異なりますので、事前に確認しておくことが大切です。

例えば、パナソニックの「Lクラス」では、通常5年間の保証を10年間に延長できるうえ、専用のコンシェルジュサービスが提供され、製品の使い方やメンテナンスについての相談が可能です。
一方、タカラスタンダードのキッチンは、耐久性の高いホーロー素材が使用されており、メンテナンスが簡単で、保証期間が短くても、トラブルが少ない製品と評価されています。
メーカーのアフターサポートの内容を確認し、長期的なメンテナンスコストや安心感を考慮して選びましょう。

住宅環境に合わせたカスタマイズ性

キッチンを設置するスペースが限られている場合や、梁(はり)や配管といった建物の構造的な制約がある住宅では、カスタマイズ性が非常に重要です。
メーカーによっては、住宅の広さや間取りに細かく対応できる商品やオプションが用意されています。

例えば、TOTOの「ミッテ」は、10mm単位でキッチンの間口を調整できるため、既存の梁や壁に合わせたリフォームが可能です。
シンクやコンロの位置も150mm単位で調整でき、狭いスペースでも効率よくレイアウトを組むことができます。マンションなど配管の移動が難しい場合でも、配管を生かしたリフォームが可能です。
また、クリナップの「ステディア」では、対面キッチンの設置時に手元を隠せるデュアルトップ対面が採用されており、リビングやダイニングとの一体感を保ちながらも、作業の様子を隠すことができる工夫がされています。
設置後の快適さや使いやすさを考慮し、住宅の状況に応じたカスタマイズができるメーカーを選びましょう。

環境に配慮したキッチン選び

環境に優しいキッチンを選ぶことは、近年ますます重要視されています。
TOTOの「ザ・クラッソ」に搭載されている「きれい除菌水」は、環境に配慮した代表的な機能のひとつです。
この技術は、水道水に含まれる塩化物イオンを電気分解することで、次亜塩素酸を含む除菌水を生成します。薬品や洗剤を使用せずに、まな板や包丁、シンクの網かごを清潔に保てるため、環境に優しいだけでなく、家庭内の衛生面も向上します。

また、TOTOの「ミッテ」に搭載されている「エアインシャワー」機能は、少ない水量で効果的に洗浄できるため、節水効果が非常に高いです。
エコなキッチンを選ぶことで、水道光熱費の削減はもちろん、長期的に見てコストパフォーマンスも向上します。
これからキッチンを選ぶ際は、こうした環境に配慮した機能や素材を持つ商品を検討し、持続可能な暮らしに貢献できるキッチン選びを心掛けましょう。

キッチンリフォームにおすすめのキッチンの選び方

無垢のフローリングと白いおしゃれなキッチンが特徴的なリビング

キッチンをリフォームしようと考えている時には、次の点をポイントにキッチン選びを進めましょう。

家事動線を考える

キッチンリフォームのタイミングは、家事の動線を見直すチャンスでもあります。
これまで慣れている動線にこだわらず、何がどこに来れば家事がよりスムーズに進むのかを考え直してみましょう。

特にキッチンはタイプによって使い勝手が大きく異なります。
壁に向かって直線のキッチンをI型、角に合わせてL字に曲がっているキッチンがL型、対面型のキッチンにもペニンシュラ型とアイランド型が存在します。
キッチンの形状が変われば、使い勝手はもちろん住まいの雰囲気も違ったものになるでしょう。

必要な収納を考える

現在のキッチン収納を見ながら、自分が必要とするキッチン収納の量や位置を決めていきます。
例えば対面型のキッチンの後ろ側を背面収納にしたり、キッチンの上部にウォールキャビネットを設ける・またはパントリーを設けたりする手段があります。
キッチンは頻繁にリフォームできるものではないことから、収納には余裕を持つと良いでしょう。

商品やメーカー別の特徴的な機能を理解する

現在ではキッチンにもさまざまな最新の機能が搭載され、より家事がしやすい環境が整ってきています。
キッチンに搭載されている機能は商品・メーカーごとに変わるため、自分が求める機能は何か考えておきましょう。
後片付けやお手入れが楽なキッチンを選べば、家事の負担を大幅に減らせます。

価格帯を決めて業者に伝えておく

キッチンにはそれぞれ本体価格があり、商品ごとに相場が変わります。
予算オーバーを予防するためにも、初めから予算を決定しておき、予算内で希望のキッチンを見つけられるようにすると良いでしょう。

メーカーの特徴を知って理想のキッチンリフォームを実現しよう!

キッチンは、住まいの中でも家族が多く集まるダイニングやリビング付近にある重要な存在です。
キッチンリフォームを考えているのなら、これまでのキッチンにこだわらず最適な家事動線を考え、自分と家族に適した商品が見つけられるようにしましょう。
キッチンに用意されている機能は商品ごとに異なるため、必要な機能をピックアップしておくことも大切です。

山根木材では「永く住み継がれる家づくり」を目指し、これまでに累積1万件を超える施工を手掛けてきました。
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この記事を書いた人
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山根木材メディア編集部

ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

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