広島県には瀬戸内海工業地帯があり、自動車産業・造船業・製鉄などの工業が発展しています。地域的な特徴としては自然が豊かで天候が良い日が多く、四季を通して山の幸・海の幸の両方が楽しめます。
さらに、広島県にある原爆ドームや厳島神社には世界中から例年多くの観光客が訪れるのです。
今回の記事では、広島県の県民性についてまとめました。広島県に移住を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
広島県の県民性は「好奇心旺盛で陽気」
写真提供:一般社団法人広島県観光連盟
広島県の県民性を一言で表現すると「好奇心旺盛で陽気」だと言えます。
世渡り上手で社交的な方が多いことから、初対面でも友好な関係を築きやすいでしょう。
広島県の住みやすさについては、こちらの記事で紹介しています。
広島県民の食生活
冒頭でもお伝えしたように、広島県は農業と漁業の両方が栄えており、昔から恵まれた食生活が送れていました。そのため、広島県にはおおらかな方が多いでしょう。
しかし、広島県民は広島県の名物であるお好み焼きには強いこだわりを持っています。
広島県民のお好み焼きの焼き加減・具材・ソースの種類へのこだわりには口を出さず、相手の意見を尊重した方が良いでしょう。
また全国的には知られている「広島焼き」という呼び方は、広島県民に好まれない傾向があることから、「広島焼き」ではなく「お好み焼き」と呼ぶべきです。
広島県民の金銭感覚
広島県民は好奇心旺盛で新しいものが好きなため、金銭面がルーズな方が多いです。
貯金が苦手な方もおり、お金に固執しない傾向があるようです。
広島県民と付き合っていくのなら、金銭面のルーズさには注意しておくと良いでしょう。
広島県民の恋愛観
広島県民の恋愛観は普段の好奇心旺盛な様子とは裏腹に、男性はシャイな方・女性は一途な方が多いようです。
しかし人当たりが良くポジティブな県民性がプラスに働き、男女ともに比較的モテる傾向があります。
広島県の男性の特徴とは
ここからは、広島県の男性・女性について性別ごとの特徴をまとめました。
広島県の男性と女性に共通することは、両者ともポジティブでおおらかだという点です。
好奇心旺盛だけれど飽きっぽい
広島県の男性は好奇心旺盛であり、気になること・目標にはすぐチャレンジします。
ただし、飽きっぽいために長続きせず、すぐ次の挑戦に手を出してしまうのです。
少年のような心を持っている男性が多いという特徴があります。
飽きっぽい部分は、「切り替えが早い」「次のチャンスを逃さない」などのプラスの方向に働くことも珍しくありません。
見栄を張る癖があり負けず嫌い
見栄っ張りな人が多く、プライドが高い広島県の男性は負けず嫌いです。
ブランドにこだわったり大きな態度をとったりする方もおり、相手のプライドを傷つけないように注意する必要があります。
相手のこだわりを理解すれば、うまく付き合えるでしょう。
明るく楽観的でのんびり屋
男女ともに楽観的な方が多い広島県民は、のんびりとした雰囲気です。
どのような状況でも楽しめる要素を見つける才能があると言って良いでしょう。
ポジティブな面は人としての大きな魅力であり、広島県民は恋愛に関係なく多くの方から好かれやすいです。
広島県の女性の特徴とは
広島県の女性の特徴には、次のようなものがあります。男性女性ともに個人差はあるものの、一つの情報として把握しておきましょう。
芯が強くて頑固
広島県の女性は自分の信念を曲げない強さを持っています。
その強さがプラスに働くこともあれば、頑なになり人のアドバイスが耳に入らないという問題につながる場合もあるでしょう。
誤った道を選択しても後悔する方は少なく、男性と同じように楽観的な部分も持つために深く思い悩みません。
面倒見が良い姉御肌
広島県の女性は面倒見が良い方が多く、姉御肌で何かとサポートをしてくれます。
一緒に食事をすれば、テキパキと準備をしたり率先して幹事を引き受けたりするでしょう。
ただし、お金に固執しない方も少なくないため、金銭管理で問題が発生する可能性はあります。
楽しいことが大好きで友達が多い
人付き合いが上手で明るい広島県の女性は友達が多く、誰にでも好かれる傾向があります。
その親しみやすさから、社会に出てもうまく立ち回れるでしょう。
気がつくと周囲に人が集まり、友達に囲まれているイメージです。
おおらかで心が広い
広島県の女性はおおらかで心が広く、細かなことを気にせず相手を受け入れます。
その心の広さは「姉御肌」と呼ばれる一因でもあるでしょう。
楽観的過ぎる部分も持つものの、「しっかりしている」という印象を持たれる女性が多いようです。
広島弁の特徴
広島県では広島弁が使われています。広島弁は標準語と異なる語彙やイントネーションを持つことから、広島弁を知らない人に「怖い」「かわいい」とさまざまな印象を与えるようです。
広島に暮らす予定があるのなら、広島弁を理解しなければいけません。
ここでは、広島弁について詳しくまとめました。
標準語とはアクセントの位置が異なる
広島弁は標準語と比較して独特な語彙や発音を持ちます。西日本方言の中の中国方言に属しており、山口弁・石見弁に近いと言えるでしょう。
広島県の代表的な表現には語尾に「〜じゃけん」「〜しんさい」がつきます。
また、標準語とアクセントの位置が異なる単語が存在します。
例えば「靴」のアクセントは「く」、「明日」のアクセントは「し」になるのです。
広島弁を聞き慣れれば、アクセントの違いはすぐに理解できるでしょう。
代表的な広島弁
ここでは、広島に行く方が覚えておくと良い代表的な広島弁を一覧にしました。意味や使い方を学びましょう。
方言 | 意味 |
~じゃけん 〜じゃけぇ |
標準語の「〜だから」と同じ意味 広島弁の代表的な表現として全国的に知られている |
そがいに | 標準語の「そんなに」と同じ意味 ・例文「そがいに言うても困るで」:そんなに言われても困る |
えらい | 標準語の「疲れた」「大変」と同じ意味 ・例文「急な雨でえらい目にあった」:急な雨で大変な目にあった 「えらい」と言う表現は福井県や滋賀県でも使われる |
いたしい やねこい |
標準語の「難しい」と同じ意味 ・例文「いたしい問題じゃ」:難しい問題だ |
やおい | 標準語の「優しい」「弱い」「柔らかい」と同じ意味 さまざまな意味で使用される ・例文「うちの娘はやおい」:うちの娘は優しい 人の優しさのみでなく、物の柔らかさを表現する場合も「やおい」が用いられる |
ぶち ばり ばち |
標準語の「とても」「大変」と同じ意味 |
たいぎい | 標準語の「面倒臭い」「億劫な」と同じ意味 ・例文「たいぎいけぇ、行かん」:面倒臭いから行かない 「だるい」と言う意味で使われる場合もある |
このように、広島弁には知らなければ意味が分からないような表現も存在します。
多少の広島弁を理解していると、広島弁の方ともスムーズにコミュニケーションがとれるようになるでしょう。
まとめ
写真提供:一般社団法人広島県観光連盟
広島県民はおおらか・好奇心旺盛・心が広いなどの特徴から、人付き合いが上手な方が多いです。
相手のプライドを傷つけないなどの点に注意して、うまく広島の方と付き合えると良いでしょう。
広島弁は標準語と異なる語彙が多いことから、事前に広島弁に関する知識を身につけておくとコミュニケーションが取りやすくなります。
これから広島に長く暮らすのであれば、広島弁や魅力的な広島県民の県民性にも触れていくことになるでしょう。
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