広島県江田島市N様
実家リフォーム
ご主人様が定年を迎え、お母様の介護のためにご実家に戻られることを決めたN様ですが、ご実家の断熱やシロアリ被害・古民家ならではの段差の多さに不安を抱えていました。不安を解消するためにリフォームを考えました。
昔のものを残したい思いと、暮らしやすくしたい思いの両立をバランスのいい提案で叶えてもらいました。大工さんも工事中に「こうしましょうか」など、たくさん心遣いをしてくださいました。思い出のある柱や和室、茶室を残すことができたので、母を連れて帰ってきたときに懐かしい気持ちになれるのではないかと安心しています。
リフォームの計画を始めたN様は数社に相談されたうち、古民家の施工実績で安心感のある山根木材への依頼を決めていただきました。打合せ時、奥様が東京に住んでいたため、広島に帰ってこられているタイミングで打合せをさせていただき、計画内容をまとめていきました。これからの住まいとなるため、N様が最も気にしていたシロアリ対策や建物の老朽化。すべての工事を行うとなると予算を大きく超えてしまうため、工事金額と内容を調整しながら優先順位をつけて進めていきました。
大きな段差をなくすために、通常和室の床の高さに合わせてほかの床を上げる方法がとられますが、N様邸の場合は現地調査に来た大工さんの判断により、新しくフローリングを張る部分の床を下げる工法にしました。これは、今ある梁や鴨居を残すため、床を上げてしまうと生まれる圧迫感を感じさせないための提案でした。床を下げた分新たにむき出しになった柱下部には化粧板を貼って不自然に見えないデザインにしました。
工事中にも何度も現場で打ち合わせを重ね、古民家ならではの味のある建具や柱、梁をうまく残しつつも、快適性や安全性も兼ね備えた家へと変身しました。
離れにあった水廻りを一か所にまとめて動線すっきり
大きな段差は床を下げた分だけ緩やかな段差に
当社は強引な営業行為は行いません。リフォームに関するお悩みなどお気軽にお問合せください。