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安心できる中古住宅で新たな暮らし~購入前に知っておくべき3つの事~

これから中古住宅の購入を検討しようと思うけど、どんなことに気を付ければよいのかわからない、そんな不安を抱えている方は、多いのではないでしょうか。

そこで今回は、購入前に知っておくべきことをまとめて、ご紹介させていただきます。

1.中古住宅探しの注意点

まずは、中古住宅探しの注意しておくべき事について、解説していきます。

1.立地

まずは立地です。自分が住みたいエリアの周辺施設(学校、病院、スーパー等)や、通勤、通学で利用する最寄りの駅やバス停までの距離など、事前に調べておくと良いです。
また、その地域が増改築がしやすい場所なのかどうか、購入を考えているエリアの用途地域を知っておくことも重要です。
防火地域や準防火地域での大掛かりなリフォームで、防火仕様にする必要がある場合、費用がかなり掛かってしまうケースがあるためです。

2.間取り

次に間取りです。子供の成長や、親との同居などに対応できる間取りかどうかを見ます。
また持ち込む物の量と、収納量が合っているのか、風通し、日当たり、洗濯物干し場なども見ておきましょう。
あと窓の位置が隣の家の目線が入る位置に無いかなども、要チェックです。

3.建物の状態

最後に最も重要な建物の状態です。2018年より中古住宅のインスペクション(専門家による建物診断)について、不動産会社が売主と買主に伝えることが、義務化されました。
インスペクションが実施されていない場合は、構造上安全を確保できているかどうかはわかりません。
その場合は費用が掛かっても、インスペクションを受けることが安心につながります。

あと築20年を経過している中古住宅は、原則住宅ローン減税の対象となりませんが、耐震基準を満たす住宅にすることで住宅ローン減税を受けることができるようになります。(住宅ローン控除の適応条件を満たす必要があります)
インスペクションと一緒に耐震診断を行うことをお勧めします。

2.内覧でのチェックポイント

■■■ セルフチェック項目 ■■■

1.天井に雨漏りのシミがあるかどうか

2.実際の部屋の広さやドアの開け閉めに問題が無いか

3.床下の湿気(カビ臭くないか)

4.サッシの開け閉めに問題が無いか

5.床が傾いて無いか

6.風通しや、日当たり

7.隣家との距離、窓の位置、換気扇の向き

8.水廻り設備機器の不具合は無いか

9.給湯器の製造時期(給湯器の寿命は約10年~15年)

10.分電盤の容量、落ちやすいブレーカーが無いか

11.建物図面の有無

12.建築したハウスメーカーまたは工務店の確認

13.境界が明確になっているか、建物の一部が越境していないか

3.売買契約においての重要なこと

気に入った中古住宅が見つかると、申し込みとなります。
その後、ローンを利用する場合はローンを申し込み、売買契約締結の流れとなります。

この時注意しておきたいことは、重要事項説明です。重要事項説明とは、宅地建物の取引において、宅地建物取引業者が取引当事者(お客様)に対し、契約上重要な事項を説明することです。
簡単に言うと、とても大事な事だからしっかり説明しますね、ということです。

その中に、瑕疵(かし)についての説明も含まれており、建物に万が一欠陥があった場合の補償に関することなども含まれています。
なので、ここはしっかりと説明を聞いておくことと、わからない事は聞いて、理解できるまで確認するようにしましょう。

まとめ

1.建物の見えない部分の確認が重要

構造上安全が担保されているのか、シロアリの被害は無いか、耐震性は保たれているのかなど、目に見えない部分の把握が重要。
また、築20年以上の建物を購入する場合は、耐震診断と耐震工事を行いローン減税適応住宅にすることで、ローン控除を受けることが可能となるので、専門業者へ相談しましょう。

2.内覧でのセルフチェック

家を見に行くときのチェックポイントは、雨漏りの有無、シロアリ被害、間取り、床レベルなど、自分で確認できることをチェックし、写真が撮れれば撮っておき、いつでも専門業者に相談できるよう準備しておく。
さらに図面があると、より具体的な相談がしやすくなります。

3.重要事項説明

瑕疵とは、生活に支障が出るような欠陥のことを指し、そういった隠れた欠陥が見つかった場合に、売主が買い主に保証する制度で、雨漏りや構造上の問題についてが主な内容となっています。
もう一つ中古住宅選びで聞いておくと良いのが、住宅を建てた建築会社です。
信頼できる住宅会社が建てた家は、オーナーが変わっても引き続きメンテナンスなどの対応をしていただけるケースもありますので、不動産屋さんに聞いてみるとよいでしょう。

 

最後まで読んでいただき、有難うございます。

これから中古住宅の購入をご検討されている方に、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

山根木材リモデリングは、建物調査、耐震診断、省エネ診断、中古物件買取・販売、修繕・リフォーム、リノベーションなど、幅広く対応させていただいておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。

※住宅医在籍。

ご相談はこちらから。

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​ブレーカーがよく落ちる場合は電気メーターの容量をチェック!

こんにちは。

夜ごはんを作るとき電子レンジを使うことがありますよね。

そのときに子供が洗面所でドライヤーを使用。

あっ、トースターで温め物もしないと!ポットでお湯を沸かさないと!

ってときにブレーカーが落ちたなんて経験をされた方もいると思います。

そもそも何でブレーカーが落ちるの?

詳しく説明すると長くなるので簡単に説明すると、電気の容量が足りないからです。

そんなの分かってるよ!と言われるかもしれませんが、そもそも何を見たら分かるんでしょうか。

それは分電盤です。

分電盤

ブレーカーと言ったほうが分かりやすいかもしれませんね。

ここに使用できる電気の容量が記載されています。

30A、50A、60Aなどいろいろあります。

Aはアンペアです。

昔、習いましたよね。

電流の単位です。

AC100V週火電力W(ワット)の求め方

引用:セルスター 格消費電流・電力をご存じですか?

下の写真は60Aの分電盤です。

メインブレーカーのところに60Aと書いてあります。

分電盤のメインブレーカーを赤枠で囲っている

分電盤のメインブレーカーに記載している60Aが赤枠で囲まれている

最近は多くの電化製品が普及しています。

住宅設備機器で言うと、食洗器、IHクッキングヒーター、レンジフード、暖房乾燥機などあります。

調理器具もいろいろありますよね。

そして使うときって重なるんですよ。

特に夜に。

夜にブレーカーが落ちると当たり前ですが真っ暗になります。

しかも分電盤の位置なんて気にしたことないからブレーカーを上げに行くのも一苦労なんてことも。

重ならず使用すれば30Aでも良いと思いますが、なかなか難しいのではないでしょうか。

一般家庭だとリフォームするなら60A以上をオススメしています。

でも、ここで問題なのがメインの電気メーターです。

外の電線から家の外まで電気の線がきていますが、それをまず受けるが電気メーターです。

 

<電気メーター>

電気メーター

 

<30Aの電気メーター>

30Aの電気メーター

 

<60Aの電気メーター>

60Aの電気メーター

 

ブレーカーを落とさないためのポイント!

家の中の分電盤容量を大きくしても、外からの電気容量が小さかったらブレーカーは落ちます。

現場調査でご自宅に訪問することがありますが、外の電気メーターは30Aなのに中の分電盤が60Aなんてこともあります。

逆のパターンもあります。

 

電気メーターが60Aなのに分電盤は30Aなど。

そうすると結局30Aの容量しか使えないんです。

家のブレーカーがよく落ちるという方は、一度確認してみてください。

原因が分かるかもしれません。

 

でもご安心を!

リフォームすれば、電気の線も引き直せます。

分電盤も取り替えることができます。

今の状態に不満のある方、一度取り替えを検討してみてはいかがでしょうか。

ストレス軽減になると思います。

 

広島のリフォームなら山根木材までご相談を!

当社ではリフォームでもZEHが提案できます!

いつも山根木材リモデリングのHPをご覧いただきありがとうございます。

皆さま『ZEH』についてご存じですか?

ZEHとは住まいの環境エネルギーを減らす『省エネ』とエネルギーを新たに創り出す『省エネ』によって年間の一次エネルギー消費量をゼロにする住宅のことです。

日本においてはでは2020年を目標に新築住宅をZEH化していこうと取り組みをしてきました。

当社ではリフォームでもZEHが提案できるように標準仕様を整えております。

 

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