省エネルギー化という言葉が使われ始めたのは石油ショックが起こった1970年代かと思います。
その後、エネルギーを大量に使うことで温暖化やオゾン層の破壊が発生したと言われ環境問題に発展していきました。
現在、さまざまな分野で省エネルギー化が進んでいます。住宅も昭和55年に基準ができ、その後、平成4年基準、平成11年基準、平成28年基準と改定が進みました。
つまり、最近の建物は夏、涼しく、冬は暖かい、さらに冷暖房機器の効率が良いということです。
現状、どの基準にある建物か知っておき、リフォーム後はどの基準に該当させよう、と省エネ(断熱)計画をすることをお勧めします。
最近の研究では省エネ(断熱)性能と健康の関係性について研究が進み、心疾患や脳疾患の発生を抑制する上でも省エネ(断熱)リフォームの重要性が唱えられています。
省エネ診断では特に重要な要素である断熱について計算していきます。断熱について下の図をご覧ください。断熱とは家の中と外との熱の移動を小さくすることです。
断熱性能によって冷暖房器具の効果を高めたり、低下させたりということになります。
下の図は冬場の室内をエアコンで暖めたとき、足元がどのような状況にあるかを表現したものです。
特に足元の温度は快適性に影響すると言われています。
最後の図はある住宅のリフォーム前とリフォーム後の光熱費の変化です。省エネリフォームは快適性とともに電気代など、ランニングコストの低減にも貢献してくれます。
良いリフォームは性能+デザインと言われるようになりました。リフォームを計画する際は省エネ診断を検討してみてください。
省エネ診断をご検討の方は、山根木材リモデリングまでぜひご連絡ください!