天井裏の調査で家の構造や断熱性能を把握しよう!

天井裏の調査

現地調査で天井裏を見させていただくことがあります。

なぜ天井の裏を見るかというと、そこには建物の情報がたくさんあるからです。

部屋を見るだけでは分からないことも、天井裏を見ることで分かる場合があります。

 

例えば構造です。

住宅は木造や鉄骨造、コンクリート造があります。木造にも在来軸組工法、

2×4工法、伝統構法があり、リフォームを計画するうえで、どの構造であるか知っておく必要があります。

 

断熱性能においては天井(屋根)と壁に断熱材は入っているか知ることができます。

入っている場合、どのような性能のものが使われているかも分かります。

また、住宅は換気や給排水の配管が施工されていますが、天井裏を見ると、

配管の仕様やどこからどこに配管されているかが分かることがあります。

新築されたときの資料がしっかり保存されていれば良いのですが不足している場合は

現場で目視するしかありません。

天井裏を見ることができれば建物をより深く知ることができるのです。

​山根木材の住宅診断「住診」 基本診断じっくりコース

基本診断 じっくりコース とは

所要時間:2時間  費用:3万円

一般的には「インスペクション」という言葉で聞き馴染みのある方もいらっしゃるかもしれません。
じっくりコースはこのインスペクションにあたる調査です。

建物のプロであるスタッフが、家の劣化状況や欠陥があるかないかを調べ、
リフォームやメンテナンスの必要な箇所・時期を診断します。
インスペクション専門の業者もあるほど需要の高い調査です。

山根木材では既存住宅状況調査技術者という資格を
もったスタッフが在籍していますので、安心して診断を受けられます。

じっくりコースの診断内容

現在の家の図面を描くための寸法測定・写真撮影

レーザーやスケールを使用して部屋の寸法を測り、360度カメラで各部屋の撮影をします。
キッチン・浴室のサイズ測定、分電盤や水道・電気メーターの確認をします。

住宅診断の項目

外回りの調査

  • 屋根 :瓦がずれたり割れていないか、樋が劣化していないか確認します。
  • 外壁 :ひび割れがないか、剥がれや浮きがないか調査します。
  • 基礎 :大きなひびが入っていないか、鉄筋がきちんと入っているか確認します。

室内の調査

  • 天井裏:雨漏りの跡やカビが発生していないか確認します。
  • 壁  :下地の状況やひび割れ、クロスの剥がれがないか確認します。
  • 床  :床が傾いていないかレーザーを当てて調査します。
  • 床下 :シロアリによる被害がないか、束や束石、土台の状況を確認します。

「住診を受けて良かった!」お客様からの声

広島市南区M様 築30年
 普通に住んでいるとわからなかった床下のシロアリ被害。
 山根木材で住宅診断をすすめていただき、気づくことができました。

廿日市市S様 築27年
 実家を継ぐことになったのですが、古い家なので建て替えも検討していました。
 住診ででた結果を見ると、リフォームでも安心して暮らせる家とのこと。
 思い出の詰まった家なので、建て替えよりも費用を抑えて残すことができて嬉しいです。

あなたの家は大丈夫?自分でできる住まいの自己診断

  • 扉や窓の開閉がスムーズにできない
  • 壁紙が剥がれかけている
  • 床がフワフワしたり、ギシギシ鳴る
  • タイルが剥がれたり割れている
  • 天井や壁に雨漏りの跡がある
  • シロアリが発生したり木が腐った部分がある

いくつ当てはまりましたか?
当てはまった数が多ければ多いほど、じっくりコースの受診をおすすめします。

山根木材の住宅診断で、住まいの健康寿命を延ばそう!

家の健康を維持することは、私たちの健康寿命を延ばすことにつながります。

人生100年時代と言われるいま、
あなたの家族を守り、丈夫な家にするために
まずは住診を受けてみませんか?

住診に申し込む

防犯・防災 ~内窓の取り付け~

こんにちは。

今月のテーマは「防犯・防災」です。

今回は「内窓の取り付け」をお伝えします。

樹脂製内窓インプラスの説明

内窓をお勧めする際に、よく「ペアガラス」と思い違いをされるのですが、「内窓」とは、上記の写真ように、

「いまある窓の内側にもう一つ窓をつける」この説明が一番わかりやすいかと思います。

断熱効果を望まれて取り付ける方が多いですが、実は防犯性が高いのも選ばれる理由の一つです。

窓が二重になることで、空き巣など犯罪者が侵入しづらくなります。

侵入しづらい家は、中に入るまでに時間がかかるため、発見や通報されるリスクが高まり、結果、防犯性が

高くなるということです。

内窓が外から見えるだけで、空き巣対象の住居から外れることが多いのも事実ですよ。

窓は、空き巣の侵入場所になりえる個所です。とくにマンションの一階に住んでいる方や、一軒家に住んでいる方は注意しましょう。

また、この「内窓」に安心せず、外出時には、ドアに鍵をかけることを怠らないことはもちろん、

全ての窓をしっかりと閉めることを忘れないでおきましょうね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。