アウトドアリビングの魅力とは?後悔しないためのポイントや事例も紹介

  • 作成日:2024/11/08
  • 更新日:2024/11/08
  • 編集者:山根木材メディア編集部
アウトドアリビングの魅力とは?後悔しないためのポイントや事例も紹介
目次

近年、新築戸建てを検討する人の間で「アウトドアリビング」の注目度が高まっています。
自然を身近に感じながら、快適さと美しさを両立させるこのスタイルは、現代の生活において新たな住まい方といえるでしょう。
家族や友人との集まりの場としても活用できるなど、アウトドアリビングは多くの魅力を持っています。

しかしながら、ただ設置するだけでは不十分です。
アウトドアリビングでどのように過ごしたいのかを考えないと、快適性に欠けた空間になりかねません。
また、屋外である以上、周辺環境への配慮も必要です。

この記事では、満足度の高いアウトドアリビングを実現するためのポイントを詳しく紹介します。
日々の生活をより豊かにする心地よい空間を手に入れるために、ぜひ本記事を役立ててください。

アウトドアリビングとは?

ナチュラルテイストの机と椅子がおしゃれな広いアウトドアリビング

アウトドアリビングとは、屋外の庭やテラス、バルコニーを利用して、リビングルームのように快適に過ごせるスペースを指します。
室内の生活空間を屋外に広げるという発想をベースに、自然と調和しながらリラックスしたり、娯楽を楽しんだりすることを目的とする空間です。

同じ屋外でも単なる庭やテラスとは異なり、アウトドアリビングは生活の一部としてデザインされます。
例えば椅子やテーブル、暖房器具、さらには照明などを整備して、さまざまなアクティビティを楽しめる空間にすることが可能です。

アウトドアリビングの魅力とは?

バーベキューグリルと机が置いてあるアウトドアリビング

アウトドアリビングのある住まいは、単に居住スペースを広げるだけでなく、快適なライフスタイルや自然との調和、さらには健康面でのメリットを享受できます。
また、アウトドアリビングは家のデザインに独自の魅力を与え、資産価値の向上にも寄与するため、長期的に見て大きな価値を生む要素の一つです。

ここからは、アウトドアリビングのさまざまな魅力を具体的に紹介します。
どのような暮らし方が可能になるのか、想像しながら読んでみてください。

リビングスペース拡張による開放感

住まいにアウトドアリビングを取り入れると、家の内外をシームレスに結びつけ、リビングスペースをぐっと広げることができます。
限られた敷地を最大限に活用して、開放的な半居住空間を実現する効果的な手段といえるでしょう。

アウトドアリビングに専用のソファや椅子、テーブルなどを設置すれば、室内のリビングルームのようにくつろげるスペースを創出できます。
自然の中でリラックスできる心地の良い空間では、家族や友人との会話も弾みそうです。
また、開放的な環境はストレスを軽減し、心身の健康を保つことにもつながります。

自然との調和

アウトドアリビングは日常的に気軽に自然に触れることができ、四季折々の風景や風、光を存分に楽しめる空間です。
春には美しい花々を鑑賞し、夏には日陰で涼を取り、秋には穏やかな気候の中でゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。
冬はヒーターやファイヤーピットで暖をとれば、屋外でも快適に過ごせます。

特に都市部では、この「自然とのつながり」が貴重です。
忙しい日常の中で、アウトドアリビングを通じて自然を感じることにより、ストレス解消やリラクゼーション効果が高まります。

プライベート空間の確保

アウトドアリビングは、外の空気を吸いながらリラックスできるプライベート空間としても理想的です。
自然の中で本を読んだり、音楽を聴いたり、コーヒーを楽しんだりする時間は、室内とはまた違った特別なリフレッシュ感を味わえるでしょう。
日常の喧騒から離れ、自分だけの特別な時間を満喫できるはずです。

屋外でのアクティビティは視覚的にも心地よく、自然の景色や風の音がリラックスを促進します。
また、周囲に植物を配置することで、よりプライベート感を高めることも可能です。

家族や友人とのコミュニケーションの場

屋外に広がるスペースは、家族や友人との集まりやパーティーを楽しむのに最適です。
アウトドアリビングのある住まいでは、バーベキューやホームパーティー、花火大会、映画鑑賞など、さまざまなイベントをのびのびと楽しむことができます。
バーベキューグリルやアウトドアキッチンを併設すれば、食事の準備や調理が屋外で行えるため、屋内と屋外を往復する手間もかかりません。
社交的な生活を充実させたい人には、おすすめの空間といえます。

子どもやペットの安全な遊び場

フェンスで囲まれているスタイルのアウトドアリビングは、子どもやペットにとっての安全な遊び場です。
囲いがあれば外部から人が侵入しにくくなるだけでなく、子どもやペットが道路に飛び出すことも防げます。
家の中から目の届く範囲で遊ばせることができるため、親にとっても安心です。

アウトドアリビングを子どもやペットの遊び場として活用する場合、砂場やプレイハウス、ドッグランなどを計画するのもおすすめです。
自宅の敷地内にいながら自然の中でのびのびと遊べる空間は、子どもやペットのお気に入りの場所になるのではないでしょうか。

健康的なライフスタイルをサポート

魅力的なアウトドアリビングがあると、気軽に屋外へ出たくなるはずです。
屋外で過ごす時間が増えると日光を浴びる機会が増え、体内でのビタミンD生成が促進されて免疫力が向上します。
これは、特に感染症予防に役立つ重要な要素です。

また、ガーデニングやアウトドアエクササイズなど、身体を動かす機会も増えるでしょう。
土いじりや植物の世話、屋外での軽い運動は、気分転換やリフレッシュになり、心身の健康を促進することにもつながります。

インテリアデザインの向上

アウトドアリビングには、室内と屋外のデザインに統一感をもたらし、家全体のスタイルを洗練させる魅力があります。
リビングとアウトドアリビングは隣接する形で設けるのが一般的で、このような配置により室内と屋外の空間が一体化し、より広がりを感じやすくなります。
アウトドアリビングの床やフェンスの色・素材、設置する家具なども室内のインテリアとテイストを揃えると、視覚的な一体感が生まれ、さらなる開放感を演出するのに効果的です。

住まいの資産価値の向上

近年の不動産市場では、充実した屋外空間を備えた戸建て住宅が人気を集めています。
その点、アウトドアリビングは、住まいの資産価値を向上させる重要な要素といえるでしょう。
広々としたテラスや庭、リビングに繋がるアウトドアスペースは、居住性を向上させるだけでなく、家全体の魅力を引き立てます。

将来的に売却や賃貸を検討する際にも、こうした特徴は大きなアピールポイントとなり、競争力を高める要因となるに違いありません。

後悔しないアウトドアリビングを作るためのポイント・注意点

木製家具とバーベキューグリルが置いてあるアウトドアリビング

暮らしの中にさまざまなメリットをもたらすアウトドアリビングですが、満足度の高い空間にするには設計時に注意すべき点があります。
ここからは、後悔しないアウトドアリビングを作るためのポイント・注意点について解説します。

使用目的を明確にする

アウトドアリビングを作る際には、まず使用目的を明確にする必要があります。
例えば、家族での団らんや友人とのバーベキュー、子どもやペットの遊び場、読書やリラックスのためのスペースなど、使用目的によって必要な広さや設備が異なるためです。
後悔のないデザインに近づけるために、活用方法を具体的に考えるようにしましょう。

アウトドアリビングは広さに限界があり、室内のように自由に家具を配置することができません。
また、大人数を一度に招くことが難しいため、用途に応じた設計が求められます。
狭いスペースでは十分な機能や快適さを持たせるのが難しいため、目的を明確にし、それに合わせたレイアウトや必要な設備を計画することが大切です。

予算の設定と優先順位の決定

アウトドアリビングの設置には、デッキやテラスの施工費用のほか、家具、照明、日よけ、植物など、さまざまな費用が発生します。
特に耐久性に優れた屋外用製品は室内用に比べて高額なことが多く、全体的なコストが膨らみがちです。
そのため、予算内で優先すべき項目を決め、予算オーバーしないように計画することが大切です。

はじめから理想のアウトドアリビングにする必要はありません。
デッキの施工や基本的な家具を最優先し、照明や装飾などは後から追加するなど、段階的に整えていくようにすれば予算オーバーを避けられるでしょう。

ただし、水栓やコンセントを後で新設するとなると、余分な工事が発生してしまいます。
アウトドアリビングをどのように活用したいのかを施工会社に伝え、最低限必要な設備は設計に含めておくことをおすすめします。

外からの視線を遮るプライバシー対策

アウトドアリビングを存分にリラックスできる空間にするには、外からの視線を遮るプライバシー対策が必要です。
フェンスや植栽、パーテーションなどを効果的に利用して、プライバシーを確保しましょう。
グリーンウォールや垂れ下がる植物で自然な仕切りを作り、美しい景観を保ちながら目隠しとして活用するのも素敵なアイデアです。

一方で、アウトドアリビングで過ごす自分たちの声や音楽が、近隣に迷惑をかける可能性があることにも注意しなくてはなりません。
そのため、プライバシーを確保すると同時に、ある程度の防音対策が必要です。
例えば、高さのある壁や塀、遮音吸音機能のあるフェンスなどは、目隠しになると同時に外部への音漏れをある程度抑える効果が期待できます。
アウトドアリビングでどのように過ごしたいかを考え、必要に応じて適切な対策を行いましょう。

日当たりと風通しの確認

快適なアウトドアリビングを作るために、設置場所の日当たりと風通しを確認しましょう。
日当たりや風通しの悪い場所では湿気が溜まりやすく、カビや悪臭の原因となります。
屋外で快適に過ごすのに理想的な場所を選び、日差しが強すぎる場合は日よけやシェード、風が強く当たる場所には風よけを設けるなどの工夫が必要です。
プライバシーが気になる場合は、木製ルーバーやパンチングメタルのような通気性を持たせたフェンスを選ぶという方法もあります。

天候への対応策

アウトドアリビングを設計する際は、天候の変化への対策を講じることが大切です。
雨や風、強い日差し、寒さ・暑さなど、さまざまな天候条件がアウトドアリビングでの過ごし方に影響します。
例えば、屋根があれば季節を問わず利用しやすくなり、天候によるストレスは軽減されるでしょう。
急な雨や強い日差しから身を守るために、パーゴラやオーニング、シェードなどを利用するのもおすすめです。

なお、風の強い地域ではアウトドアリビングに置いた家具が飛ばされたり、日よけが破損したりして、思わぬ事故につながる可能性があります。
通行人や近隣の住居に迷惑をかけないために、風に強い構造物や固定できる家具を選ぶようにしましょう。

メンテナンス性の確認

いつも快適に過ごせるアウトドアリビングを維持するには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
日常の清掃はもちろん、雨風や紫外線によるダメージ、ホコリや汚れなどに対する対策が必要です。
例えば、木材で作られたデッキは、防腐剤を定期的に塗布することで劣化を遅らせることができます。
日よけに使うファブリック類は特に汚れやすいため、洗える素材を選ぶとよいでしょう。

また、できるだけメンテナンスが簡単な素材やデザインを選ぶことも対策になります。
例えば耐久性のある樹脂製の家具や、洗浄が容易な床タイルなどは、メンテナンスにあまり手間がかからず、長期間美しさを保つことが可能です。

照明の配置

アウトドアリビングを夜間にも楽しむためには、適切な照明の配置が重要です。
ダウンライトや間接照明、ランタンなどの柔らかい光は、リラックスした雰囲気を作り出し、快適に過ごすことができるでしょう。
また、光の配置を工夫することで、スペース全体を明るく保つことができ、夜間の利用をより楽しむことができます。

なお、アウトドアリビングの夜間利用で特に注意したいのは、移動時の安全性です。
つまずきや転倒のリスクを減らすために、階段やデッキの縁に十分な光を確保できるような照明計画を考える必要があります。

収納スペースの確保

クッションやブランケット、バーベキュー用品など、アウトドアリビングで使うアイテムを収納できるスペースがあると便利です。
使うたびに家の中から持ち出すという方法もありますが、使用頻度が高いと面倒に感じがちです。
だからといって、さまざまなアイテムを出しっぱなしにしていると、アウトドアリビングが狭く感じられてリラックスできません。

使いたいアイテムを必要なときにサッと取り出せる収納ボックスや収納家具があると、準備や片付けがスムーズです。
スッキリと整理されたアウトドアリビングを保てるよう、収納の習慣をつけるようにしましょう。

子どもやペットの安全対策

子どもやペットの遊び場としてアウトドアリビングを活用する際は、十分な安全対策が必要です。
段差、フェンスや家具の鋭利な角、滑りやすい床材など、事故につながりそうな要素には十分注意しましょう。
例えばフェンスを設置したり、クッション性のある床材を使用することで、安全な遊び場を確保できます。

また、屋外では蚊やハチなどの虫対策も欠かせません。
虫よけスプレーやネットを利用して、子どもやペットが安心して楽しめるアウトドアリビングを実現しましょう。

四季を考慮した設計

四季を通じてアウトドアリビングを利用する場合、寒暖の差に対応する工夫も考えておきましょう。
肌寒い夜や冬に備えて、ファイヤーピットや屋外用ヒーターを設置しておくと、暖かい炎の周りでくつろぐことができます。
とはいえ、台風の多いエリアや豪雪地帯など、季節によってはアウトドアリビングを利用するのが難しい地域もあるため、地域特性を理解したうえで設備計画を立てることが重要です。

植栽を取り入れる際は、季節ごとに楽しめる植物を選ぶことをおすすめします。
春には花が咲き、秋には紅葉が楽しめるなど、四季折々の変化を感じられる庭は、アウトドアリビングにさらなる彩りを与えます。
四季を意識した設計をすることで、いつでも快適に過ごせるアウトドアリビングを実現しましょう。

電源と水回りの確保

アウトドアリビングで照明や電化製品を使用する場合、電源の確保は欠かせません。
あらかじめコンセントの位置を計画しておくことで追加工事を避けることができ、スッキリとした見た目に仕上がります。
特に屋外での食事やリラックスを楽しむ際には、照明が雰囲気を引き立ててくれるため、適切な場所にコンセントを設置しておくと便利です。

バーベキューやガーデニングを楽しむためには、水回りを確保しておくことも重要です。
アウトドアリビングに水道があれば食材の下ごしらえや後片付けが簡単になり、手間を大幅に減らすことができます。
植物の水やりもスムーズに行えるため、より快適なアウトドアライフを満喫できるでしょう。

アウトドアリビングの予算目安

豚の貯金箱と電卓が置いてある机でノートに書いてる女性

アウトドアリビングの施工全体にかかるコストは、設置内容や場所、業者によって大きく異なります。
例えば簡単なデッキ設置と家具配置のみにかかる費用相場は、10万〜30万円程度です。
これだけでも基本的な機能を持ったアウトドアリビングになりますが、タイルテラスや照明の設置なども含めると、相場は50万〜100万円に上がります。
さらに日よけや電気設備、植栽、屋外キッチンなど、理想を追求するとコストは膨らむ一方です。

まずは予算を決めて、予算内でどこまで実現可能かを業者に相談しましょう。
前述のとおり予算内でできることを優先し、必要に応じて段階的に設備を追加するなど、計画的に進めることが重要です。

アウトドアリビングに適した家具の選び方

四方に囲まれたアウトドアテラス

アウトドアリビングを快適に楽しむためには、適切な家具選びが不可欠です。
屋外で使用する家具は、まず雨や日差しに強い耐候性のある素材を選ぶ必要があります。
また、自分のライフスタイルやスペースに合うかをチェックすることも大切です。

ここからは、具体的な家具選びのポイントを紹介します。
自然の中でリラックスできる快適な環境を作るために、参考にしてください。

耐候性を考慮した素材選び

アウトドアリビングで使用する椅子や机などの家具は、風雨や紫外線、湿気に耐えられる素材のものを選ぶようにしましょう。
以下にまとめたのは、屋外でも使用できる耐久性のある素材の特徴です。

素材 特徴
アルミニウム ・非常に人気のある素材
・軽量で動かしやすい
・錆びにくく長持ちする
・メンテナンスの手間が少ない
ステンレススチール ・錆びにくい
・重量があり安定性が高い
・見た目に高級感があり、価格も高め
合成ラタン(ポリエチレンラタン) ・本物のラタン(籐)に似せた合成樹脂
・軽量かつ耐久性がある
・手入れが簡単
ティック材(チーク材) ・天然木ならではの風合いが魅力
・油分が多く耐水性に優れている
・堅さがあり変形しにくい
・定期的なメンテナンスが必要
プラスチック(ポリプロピレンなど) ・耐候性が高い
・軽量で移動が簡単
・デザインが豊富
コンクリート、石材 ・特に耐久性に優れている
・モダンで高級感がある
・重量があるため移動が難しい

以上を踏まえ、アウトドアリビングでの過ごし方やインテリアテイストの好みなども考慮しつつ、適した素材を選んでみてください。

メンテナンスのしやすさ

屋外家具は風雨にさらされやすいため、掃除や手入れが簡単なものを選ぶことが大切です。
例えば、合成ラタンやアルミニウム製の家具は、濡れた布で拭くだけで汚れを落とせるため、メンテナンスの手間がほとんどかかりません。
一方、木材家具は美しい仕上がりが魅力ですが、定期的にオイルを塗るなどのメンテナンスが必要です。
どの素材を選ぶかは、使用頻度やライフスタイルに合わせて慎重に検討しましょう。

デザインとスタイルの統一

屋内のインテリアと調和したデザインの家具を選ぶことで、屋内外の一体感を演出できます。
シンプルでモダンなインテリアには、アルミやステンレス製の家具が合わせやすいでしょう。
ナチュラルで温かみのあるインテリアには、木製やラタンの家具が調和します。

さらに、色の選び方も重要です。
周囲の植栽や壁の色に合ったナチュラルなトーンやアクセントカラーを取り入れることで、全体のバランスが取れた空間になります。
例えば、グリーンの植栽には淡いベージュやブラウンの家具が相性良く、自然な景観を引き立てます。

機能性の高い家具の選定

アウトドアリビングの用途に合わせて、家具の機能性もチェックしましょう。
収納スペースが限られている場合や季節によって使用頻度が変わる場合は、折りたたみ式の家具が便利です。
使わないときはコンパクトにできるため、スペースを広々と使えます。

また、多用途家具もおすすめです。
例えば収納スペース付きのベンチや、クーラーと一体化したテーブルなど、機能性を持たせたアイテムは限られたスペースを有効活用するのに役立ちます。

スペースに合わせたサイズ選び

アウトドアリビングの広さやレイアウトに合った家具を選ぶことで、快適な空間を実現できます。
小さいスペースに大きな家具を置くと圧迫感が出てしまうため、コンパクトで機能的なデザインがおすすめです。
例えば折りたたみ式のテーブルや軽量の椅子は、必要に応じて自由に配置を変えることができて便利です。

逆に広いスペースでは、ソファセットや大きめのテーブルを置いても余裕があり、ゆったりとリラックスできる雰囲気を演出できます。
家具同士の距離を保ち、通行しやすいレイアウトを作ると、さらに使い勝手の良いアウトドアリビングになるでしょう。

長期使用を考慮したコスパの良い家具選び

アウトドアリビングで使用する家具は、室内に置く家具よりも耐久性が求められるため、少し高価でも長期間使えるものを選ぶのが賢明です。
高品質の家具は長持ちするため、コストパフォーマンスに優れています。初期コストだけでなく、耐久性やメンテナンスコストを考慮して、賢い家具選びをしましょう。

人気のアウトドアリビング施工実例3選

アウトドアリビングのデザインや活用方法は、家庭によってさまざまです。
ここでは、山根木材ホームが手掛けたアウトドアリビングのある住まいの実例を3つ紹介します。

ロの字型の開放的なアウトドアリビング

ロの字型で完全なプライベート空間になる中庭のある家

アウトドアリビングは、屋外スペースの広さや形状、利用目的に応じて柔軟に設計できます。
この施工事例は、庭の四方を建物で囲んだ「ロの字型」レイアウトの住宅です。
リビングからフラットにアクセスできるようウッドデッキを設け、一部は芝生で仕上げました。

外部からの視線をシャットアウトしつつ、光がたっぷり差し込む明るくて開放的な空間です。
子どもやペットの安全な遊び場として、家族や友人とのコミュニケーションの場として、アウトドアリビングの魅力を存分に味わえる理想的な住まいといえるでしょう。

外からの視線が気にならないアウトドアリビングのある住まい

木製テーブルと椅子がおしゃれな、視線が気にならないアウトドアリビング

リビングルームの大きなガラス戸を開けるとシームレスにアウトドアリビングへ出入りできる、平屋建ての施工事例です。

勾配天井の平屋ならではの明るいリビングは、自然光をたっぷり取り入れ、心地よい雰囲気を演出します。
タイル仕上げのアウトドアリビングは清掃が簡単で、メンテナンスも比較的簡単です。
食事や読書などを楽しむのはもちろん、子どものプール遊びにもちょうど良いスペースといえます。

見晴らしの良さを生かしたアウトドアリビング

見晴らしの良い場所に設置されたアウトドアリビングが魅力的な住宅です。
前面には川が流れ、周囲の木々が自然な目隠しとなっているため、プライバシーが保たれ、周囲の視線を気にせずに過ごせます。

休日には家族でバーベキューを楽しんだり、心地よいチェアに座って外の景色を眺めながら読書をしたりと、リラックスした時間を満喫できるでしょう。
日々のストレスを忘れさせてくれる理想的なスペースです。

自然と一体化した開放的な空間で、リラックスしながら豊かな生活を楽しもう!

バーベキューが楽しめるアウトドアリビング

アウトドアリビングは、屋外と屋内がシームレスに繋がる快適な空間で、家族や友人と共に過ごすのに理想的な場所です。
バーベキュー、読書、子どもやペットの遊び場などさまざまな用途に対応し、自然と触れ合いながらリラックスした時間を過ごせるため、日常生活をより豊かにするのに役立ちます。

理想のアウトドアリビングを実現するには、実績豊富な住宅会社へ相談するのがおすすめです。
福岡・広島でアウトドアリビングのある注文住宅を検討される際は、ぜひお気軽に山根木材ホームにご相談ください。

お問い合わせ・資料請求は、下記お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

この記事を書いた人
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山根木材メディア編集部

ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

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