洗面台リフォームの費用相場は?おしゃれに仕上げるポイントや注意点

  • 作成日:2024/01/19
  • 更新日:2024/09/11
  • 編集者:山根木材メディア編集部
洗面台リフォームの費用相場は?おしゃれに仕上げるポイントや注意点

洗面台は毎日何回も水を使う場所であり、他の設備と比較して経年劣化が進みやすいという特徴があります。
洗面台の機能面に問題がある・経年劣化で見た目が悪くなってきた時には、リフォーム工事を検討すると良いでしょう。
今回の記事では、洗面台のリフォームについて詳しくまとめました。

洗面台のリフォーム時期とは

洗面台リフォーム①

洗面台のリフォーム時期は、既存の洗面台の性能や使い方によって異なるものの、15〜20年程度だと考えられています。
家族が多く使用頻度が高い・お手入れをあまりしていない場合は、劣化スピードが早くなってしまいます。
また、陶器製の洗面台は耐用年数に限らず硬い物の落下により破損する可能性があります。

洗面台の種類

洗面台には、次のような種類が存在します。商品により使い勝手やデザインが大きく異なるため、家族に適した洗面台を選びましょう。

①ユニット洗面化粧台

ユニット洗面化粧台は一定規格のパーツで作られており、工場で生産されたパーツを自宅で組み合わせるのみで完成します。
具体的には、鏡・洗面ボウル・水栓・カウンター下収納・照明・コンセントがセットになっています。

いくつかのサイズが存在し、狭いスペースでも十分な収納量が確保できる洗面化粧台も用意されています。
設置費用がリーズナブルであるものの、自分好みのアレンジを加えたり機能を追加したりすることが難しいという点がデメリットです。

②システム洗面化粧台

システム洗面化粧台は水栓・鏡・洗面ボウルに収納などの設備を増設した洗面台であり、用意されたパーツから自由に好みのものが選べます。
例えば、鏡には収納スペース込みの三面鏡・手前に引き出せるミラー・両開きタイプのミラーなど、いくつもの選択肢を組み合わせられます。

ユニット洗面化粧台よりも導入コストがかかりますが、1mm単位で細かくサイズを設定できるなどの特徴があります。
選択するメーカーによっては自由度が下がるため、各メーカーのサイズ設定を事前に確認すると良いでしょう。

③造作の洗面台

ユニット洗面化粧台・システム洗面化粧台と異なり、一から職人が作り上げる洗面台は高額になるものの、世界で一つだけの自分の洗面台を形にできます。
造作洗面台であれば、洗面ボウルの形状や大きさ、カウンターの奥行きや幅、引き出しの数や大きさまで全て自由に設定することができます。
洗面台にこだわりがある方に、おすすめのスタイルです。

洗面台リフォームの費用相場

洗面台リフォーム②

洗面台をリフォームする際に必要な費用の相場は以下の通りです。
造作洗面台にかかる費用は施主の希望によって異なるため、費用相場はユニット洗面化粧台・システム洗面化粧台を参考にしています。

洗面台のサイズ 費用相場
~600mm 7~19万円程度
600~750mm 8~30万円程度
750mm~ 15~50万程度

オプションの設備を加えれば、さらに追加の費用がかかります。オプション設備の費用例は以下をご覧ください。

オプション工事 費用相場
洗面台のクロスの張り替え 5~6万円程度
洗面台の床の張り替え 5~6万円程度
キャビネットの造作 7.5~9万円程度
鏡の曇り止め加工 0.3万円程度

また、洗面台の場所の移動や追加では配管・配線工事が必要になることから、50万円程度の費用が必要です。

おしゃれな洗面台をリフォームする際のポイント

洗面台リフォーム③

おしゃれで実用的な洗面台を作るためには、以下のポイントを意識すると良いでしょう。

生活スタイルに合わせた洗面台を選ぶ

家族の生活に適した洗面台を選べば、朝の忙しい時間に洗面スペースが混み合ってしまう問題を防ぐことができます。
例えば同じ時間に身支度をする家族が多いのなら、広いカウンターが必要になります。
化粧用品を洗面台に収納する場合は、十分な量の収納が必要になります。
また、洗面台で朝シャンをする・洗濯物を予洗いする方は、広い洗面ボウルやシャワーになる蛇口を用意すると良いでしょう。

使いやすいカウンターの高さを考える

洗面台のカウンターは希望に合わせて調整可能です。一般的には80cmで作られているものの、背が高い家族が多い場合にはカウンターの高さを変更した方が使い勝手が良くなるでしょう。
現在の洗面台の高さやショールームで他の洗面台の高さを確認し、家族に適したカウンターを探してみてください。

洗面ボウルや鏡などのパーツにこだわる

洗面台は機能面ばかりを考えてしまうものですが、洗面ボウルや鏡のデザインにこだわると、洗面台全体の雰囲気が変わります。
例えば、多くの洗面ボウルは「埋め込み型」になっていますが、カウンターにボウルが乗るデザインの「置き型」であれば、ホテルの洗面スペースのような雰囲気になります。
洗面台の鏡も、四角ではなく丸型やフレームをつけるなどの選択肢があります。

洗面台のみでなく洗面空間にこだわる

洗面台をおしゃれにリフォームしたいと考えているのなら、洗面台のみでなく照明やクロスなども含めた洗面台周辺の空間にも手を加えると良いでしょう。
通常のダウンライトをおしゃれな照明に変えるだけでも、洗面空間の印象が大きく変わります。

失敗事例を参考にした洗面台をリフォームする際の注意点

洗面台リフォームの失敗事例を参考にして、洗面台をリフォームする際の注意点を把握しておきましょう。

洗面台の大きさを確認する

洗面台の設置スペースは住宅によって異なります。プロに任せれば正しいサイズの洗面台を提案してもらえますが、自ら洗面台を購入しようと考えている方は、必ず正しいサイズの洗面台を選ぶようにしましょう。

給排水管の形状を合わせる

洗面台のカウンター下には給排水管が通ります。給排水管は必ずしも全ての洗面台に対応しているわけではありません。
誤った商品選びをしてしまうと、追加で配管工事が必要になる場合もあります。
洗面台選びでは、現在の洗面台やスペースをプロに確認してもらい、適切な提案を受けましょう。

おしゃれな洗面台リフォームの費用を抑えるポイント

洗面台リフォーム⑤

コストを抑えておしゃれな洗面台リフォームを実現したいと考えている方は、次のポイントを知っておきましょう。
このようなポイントを意識すれば、予算に余裕がない方でも希望通りの洗面台を手に入れられます。

既製品と造作洗面台を組み合わせる

造作洗面台に憧れがあるものの予算オーバーになってしまうという方は、造作洗面台と既製品を組み合わせてコストダウンしてみましょう。
例えば、洗面ボウル・水栓・カウンター下収納に既製品を選択した場合でも、鏡と照明を造作にすれば、既製品とは思えない仕上がりになります。
洗面台本体がシンプルな既製品であっても、自分好みの鏡や照明を用意するだけで、オリジナルな雰囲気の洗面スペースになるでしょう。

タイルやクロスで個性を演出する

造作洗面台の設置が予算的に難しいという方は、洗面台本体には既製品を導入し、洗面台周辺のクロスにタイルや特徴的なクロスを設置すると個性的な洗面台を演出できます。
洗面台周辺は広いスペースではないため、こだわりの装飾をしても大きくコストが上がってしまう心配はないでしょう。

まとめ

洗面台のリフォームでおしゃれな洗面空間を手に入れたいと考えているのなら、家族が使いやすい、最適なスタイルの洗面台を選択してください。
現在の洗面台にある不満や改善したい点も明らかにしておけば、理想の洗面台が見つかりやすくなるでしょう。

山根木材では「永く住み継がれる家づくり」を目指し、これまでに累積1万件を超える施工を手掛けてきました。
私たちはお客様の住まいと暮らしに寄り添うライフパートナーとして、ご家族の思いに耳を傾け、ライフステージの変化も見据えた、お客様の暮らしに寄り添ったリフォームプランをご提案します。

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※弊社では、広島県内を施工エリアとさせていただいています。

この記事を書いた人
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ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

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