福岡県福岡市は暮らしやすい街として知られています。特に市街地から空港の距離が近い点や物価の安さは福岡市ならではの魅力です。
今回の記事では、福岡市の特徴のみでなく福岡市の7つの区の特徴について詳しくまとめました。
福岡市への移住を考えているのなら、ぜひこの記事を参考にしてください。
コンパクトシティとして人気を集めている福岡県福岡市
福岡県福岡市は福岡県の西部に位置する都市で、福岡県の県庁所在地でもあります。福岡市は九州地方の交通・経済・行政の中心地です。
2020年に実施された国勢調査では、福岡市は全国でも人口増加数・人口増加率が高い都市として認められています。
その人口は160万人以上であり、大正9年の第一回調査以来、男女ともに一貫して増加を続けています。
福岡市が住んでみたい街として人気を集める理由とは?
福岡市が「住んでみたい街」として人気を集めている理由には、次のようなものがあります。
ここでは、福岡市の人気の秘密をまとめました。
空港から市街地が近い
福岡市は「コンパクトシティ」と呼ばれるほど、都市機能が中心部にまとまっています。
生活に必要な施設が狭い範囲に集中しているのみでなく、福岡空港までは博多駅から地下鉄で約5分で到着します。
都市部から空港までの近さはアジアの主要都市でもトップレベルだと言えるでしょう。
飛行機での移動が多い方にとって、福岡市は非常に暮らしやすい場所です。
家賃や物価が安い
福岡は発展した都市であるものの、他の都市と比較して物価が安いという特徴があります。
総務省による2021年の「小売物価統計調査」を元とした算出では、福岡市は総合物価と食糧物価の両方が21大都市中で最も低い結果になりました。
福岡市であれば、普通に生活を送りながら節約もすることができるのです。
交通網が発達している
先ほどもお伝えしたように、福岡空港から博多駅までは地下鉄でたった5分程度で到着します。
一般的に空港は市街地から離れた場所に設置されており、空港に到着するまでに長い時間がかかるものですが、福岡市は空港と市街地が近いことから気軽に飛行機を使えます。
また、市内には複数の地下鉄が張り巡らされているため、通勤や通学にかかる労力を最小限に抑えられるでしょう。
庶民派グルメを楽しめる
福岡市には、明太子・もつ鍋・博多水炊き・博多ラーメンなど非常に多くのご当地グルメが存在します。そのため福岡市は「食の都」として外国人観光客にも知られているのです。
さらに、2019年のミシュランガイドで福岡市は、ミシュランガイドによる星つきの店舗が東京や京都に次いで全国で4番目に多い都市として認定されています。
庶民派グルメのみでなく、世界に認められた食事も気軽に楽しむことができます。
次の章では、福岡市内の博多区・中央区・東区・西区・南区・城南区・早良区の7つの区別に地域の特徴をご紹介します。
1.福岡市博多区:九州の玄関口として栄える中心地!
写真提供:福岡県観光連盟
福岡市博多区は、九州の玄関口として知られ、その地理的特性からビジネスや観光の拠点となっています。
博多区には福岡県庁や主要な交通ハブが集まる中心地があり、九州全体へのアクセスも良好です。
博多区の具体的な観光スポットや施設を交えて、その魅力について詳しく見ていきましょう。
博多駅周辺の交通アクセスの便利さ
博多駅は、九州を代表する主要な交通ターミナルとして、多くの人々が行き交う場所です。
新幹線や在来線、バス、地下鉄が集中しており、福岡市内はもちろん、九州各地や日本全国へのアクセスが非常に便利です。
特に新幹線を利用すれば、東京や大阪といった都市へもスムーズに移動できるため、ビジネスパーソンにとって理想的な立地です。
また、博多駅からは福岡空港へのアクセスも抜群で、地下鉄でわずか5分で空港に到着します。
これにより、旅行や出張が多い人にとって、移動の負担が少なく快適な生活を送ることができます。
さらに、博多駅には九州最大級のバスターミナル「博多バスターミナル」があり、国内外の観光客にも便利な交通拠点となっています。
商業施設とオフィスビルが集中する博多駅前
博多駅前には、大規模な商業施設や高層オフィスビルが立ち並び、ビジネスとショッピングの両方を楽しむことができます。
駅直結の「JR博多シティ」には、最新のファッションを揃えたアミュプラザ博多や、多彩なグルメを楽しめる「シティダイニングくうてん」があります。
また、アミュプラザ博多の屋上には「つばめの杜ひろば」という庭園があり、都会の中でリラックスできるスペースも提供されています。
さらに、博多駅の周辺には、観光客に人気の「キャナルシティ博多」も位置しており、ショッピング、映画鑑賞、そして噴水ショーなどを楽しむことができます。
これらの商業施設が博多駅前に集中しているため、生活の利便性が非常に高く、毎日の暮らしが充実することでしょう。
歴史的名所と近代的な街並みの融合
博多区は、歴史的な名所と近代的な街並みが見事に融合した地域でもあります。
例えば、博多の歴史と文化を深く感じられる「櫛田神社」は、博多祇園山笠という700年以上続く伝統的な祭りの拠点です。
7月の祭り期間中には、街全体が熱気に包まれ、訪れる人々を魅了します。
また、「東長寺」は日本最古の木造大仏があり、博多の歴史と仏教文化を学ぶことができる場所です。
この寺院の周辺には、博多の町並みを再現した「博多町家ふるさと館」もあり、昔ながらの博多の風情を楽しむことができます。
一方で、近代的なビルや商業施設も多く、例えば「アクロス福岡」は、環境と調和した緑豊かな建物で、コンサートや展示会が頻繁に開催されます。
伝統と現代が調和した街並みが博多区の特徴であり、この地域ならではのユニークな生活環境を提供しています。
博多区は、交通の利便性や商業施設の充実だけでなく、歴史的な文化にも触れることができる地域です。
九州の玄関口としての役割を果たしつつ、住む人々にとっても非常に魅力的なエリアとなっています。
2.福岡市中央区:九州地方最大の繁華街がある賑やかな街並み
写真提供:福岡県観光連盟
福岡市中央区は、福岡市の中心部に位置し、九州地方最大の繁華街である天神地区を有するエリアです。
商業施設が立ち並び、ビジネスやショッピング、エンターテイメントが集約された、福岡市内でも最も活気のある地域の一つです。
中央区の魅力を具体的な施設名を交えてご紹介します。
天神地区のショッピングスポットとエンターテイメント
天神地区は、福岡市内で最大級のショッピングスポットが集まる場所です。
例えば、「天神地下街」は、長さ約600メートルにわたる地下のショッピングモールで、ファッション、雑貨、飲食店などが並び、雨の日でも快適にショッピングを楽しむことができます。
また、天神のランドマーク的存在である「福岡三越」や「岩田屋本店」では、国内外の高級ブランドを取り揃えており、ショッピングの幅が広がります。
エンターテイメントに関しても、天神地区は充実しています。
「ソラリアステージ」には映画館や劇場があり、最新の映画や演劇を楽しむことができます。
また、「福岡アジア美術館」では、アジアの多様な文化と芸術を鑑賞でき、週末には家族や友人と共に文化的な時間を過ごせる場所です。
オシャレなカフェやレストランが集まるエリア
中央区には、天神地区を中心に多くのカフェやレストランが集まっており、様々なスタイルの食事を楽しむことができます。
例えば、「ソラリアプラザ」や「VIORO」などの複合商業施設には、カフェから高級レストランまで、多彩な飲食店が揃っています。
これらの施設では、福岡ならではの郷土料理から、最新のトレンドを取り入れたオシャレなカフェまで、幅広い選択肢が用意されています。
また、「警固エリア」や「今泉エリア」では、街を歩くだけで多くの隠れ家的なカフェやレストランを見つけることができ、地元の人々や観光客に人気のエリアとなっています。
こうした場所で、季節ごとのメニューや地元の素材を活かした料理を楽しむことができます。
アクセス便利な都市型ライフスタイルの魅力
中央区のもう一つの大きな魅力は、アクセスの便利さです。
天神地区は、福岡市地下鉄の「天神駅」と「赤坂駅」、そして西鉄電車の「西鉄福岡(天神)駅」が交差する交通の要所であり、市内外への移動が非常にスムーズです。
また、福岡市内の主要な観光スポットである「大濠公園」や「福岡城跡」へも、中央区からは徒歩圏内です。
大濠公園は、緑豊かな自然と広大な池が広がる憩いの場所であり、ジョギングやサイクリングを楽しむ市民が多く訪れます。
さらに、天神地区から車で15分ほどの場所にある「福岡PayPayドーム」は、プロ野球チーム福岡ソフトバンクホークスの本拠地であり、試合やコンサートなど、様々なイベントが開催されています。
中央区は、ショッピングや食事、エンターテイメント、そして便利なアクセスがすべて揃った、都市型ライフスタイルを楽しむための理想的なエリアです。
福岡市に住むことを考える際には、ぜひ一度、中央区の魅力を体感してみてください。
3.福岡市東区:人気の物件が多い自然と都市のバランスが取れている地域
写真提供:福岡県観光連盟
福岡市東区は、福岡市の東北部に位置し、自然と都市が調和した住環境が特徴です。
このエリアは、都市の利便性と豊かな自然環境を兼ね備えており、家族連れや自然を愛する人々にとって非常に魅力的な地域です。
ここでは、東区の魅力を具体的に紹介していきます。
自然豊かな公園やレクリエーション施設
東区には、自然を満喫できる公園やレクリエーション施設が数多くあります。
例えば、「海の中道海浜公園」は、広大な敷地を持ち、季節ごとの花々が咲き誇る美しい公園です。
サイクリングやピクニックが楽しめるだけでなく、園内には水族館「マリンワールド海の中道」や、動物と触れ合える「動物の森」もあり、家族で一日中楽しめるスポットです。
また、「アイランドシティ中央公園」も人気のレクリエーション施設です。
この公園は、近代的な再開発エリアであるアイランドシティ内に位置し、広大な芝生広場や遊具、ジョギングコースが整備されており、健康的なアクティビティを楽しむことができます。
これらの施設は、忙しい都市生活の中でリフレッシュできる場として多くの市民に親しまれています。
子育てに最適な環境と教育施設の充実
東区は、子育て世代にとって理想的な環境が整っています。
まず、自然が豊かで公園が多いため、子どもたちがのびのびと遊べる環境が提供されています。
加えて、地域には教育施設も充実しており、多くの幼稚園や保育園、小中学校が整備されています。
特に「香椎エリア」は、教育施設が密集しており、子育て世代にとって非常に住みやすいエリアとされています。
また、福岡市は子育て支援にも力を入れており、保育料の補助や子ども医療費助成など、さまざまな支援制度が整備されています。
これにより、子育てにかかる負担が軽減され、安心して子どもを育てることができる環境が整っています。
魅力的な住宅地とその相場
東区は、住宅地としても非常に人気があります。特に、「アイランドシティ」や「香椎浜エリア」は、新築の戸建て住宅や高層マンションが次々と建設されており、最新の設備を備えた物件が多いことが特徴です。
これらのエリアは、再開発が進み、商業施設や病院、学校などが整備されているため、生活の利便性が高いです。
住宅の相場に関しても、東区は福岡市内でも比較的リーズナブルな価格帯となっており、コストパフォーマンスが良いエリアとされています。
例えば、アイランドシティや香椎浜エリアにある分譲住宅の平均価格は、同じく人気のある中央区や南区と比較しても手頃であり、初めて住宅を購入する方にもおすすめです。
また、土地の価格も福岡市内では比較的リーズナブルで、将来的に価値が見込めるエリアとして注目されています。
東区は、自然と都市のバランスが取れた魅力的なエリアであり、快適な生活環境が整っています。
都市の喧騒から少し離れつつも、必要な施設が全て揃っているため、東区は福岡市内での住まいを検討する際にぜひ一度チェックしてみたい地域です。
4.福岡市西区:新興住宅街と都市型農業地域が混在し海と山の両方を楽しめる
写真提供:福岡県観光連盟
福岡市西区は、都市の利便性と豊かな自然環境が共存するエリアであり、海や山を身近に感じながらのびのびと生活できる地域です。
西区は、東部に新興住宅地が広がり、西部には都市型農業やリゾート気分を味わえるスポットが点在しています。
ここでは、西区の魅力を具体的に紹介していきます。
美しい海岸線とリゾート気分を味わえる場所
福岡市西区は、美しい海岸線が広がるエリアとしても知られています。
特に、能古島は福岡市内からアクセスが容易なリゾート地として多くの観光客に人気があります。
能古島には「のこのしまアイランドパーク」があり、季節ごとに咲き誇る花々や広大な芝生広場でのんびりと過ごせるほか、キャンプやバーベキューも楽しめます。
また、フェリーでの移動も含め、リゾート気分を味わえる場所として多くの家族連れに親しまれています。
さらに、西区の海岸線沿いには「今宿・小戸エリア」があり、マリンスポーツや釣りを楽しむことができるスポットが点在しています。
これらのエリアでは、美しい夕日を眺めながら散歩したり、カフェでリラックスする時間を過ごすことができます。
ファミリー層に人気の新興住宅地
西区東部には、新興住宅地が広がっており、ファミリー層に非常に人気があります。
特に「姪浜エリア」や「西の丘エリア」は、近年開発が進み、最新の設備を備えた分譲住宅が数多く建設されています。
これらのエリアは、教育施設や医療施設、ショッピングモールなどが近くに整備されており、生活の利便性が非常に高いのが特徴です。
また、西区の新興住宅地は、静かで落ち着いた環境にありながら、福岡市中心部へのアクセスも良好です。
福岡市地下鉄の「姪浜駅」から天神や博多へは直通でアクセスできるため、通勤や通学にも便利です。家族連れにとって、安心して暮らせる環境が整ったエリアと言えるでしょう。
都市型農業と地元の新鮮な食材
西区の西部には、都市型農業が盛んなエリアがあり、地元の新鮮な食材を手に入れることができます。
特に、「今宿エリア」や「周船寺エリア」では、地元の農家が新鮮な野菜や果物を直接販売する直売所があり、地元の食材を使った料理を楽しむことができます。
また、福岡市内でありながら、田畑が広がる風景が広がっており、都市の喧騒から離れて自然を感じながら生活することができます。
この地域では、都市型農業の取り組みも進んでおり、地元産の食材を使ったファーマーズマーケットやイベントが定期的に開催されています。
これにより、地元のコミュニティとのつながりを感じながら、新鮮で安心な食材を家族で楽しむことができます。
西区は、美しい自然と利便性が共存するエリアであり、ファミリー層や自然を愛する方々にとって理想的な住環境が整っています。
海と山、そして都市型農業の魅力を存分に感じながら、快適な生活を送ることができる西区をぜひ一度訪れてみてください。
5.福岡市南区:緑が多くショッピングもしやすい住宅地
写真提供:福岡県観光連盟
福岡市南区は、中央区に隣接するエリアであり、住宅街と商業施設がバランスよく配置された住みやすい地域です。
南区は、都市の利便性と豊かな自然が共存しており、家族連れや静かな環境を好む方々にとって理想的なエリアです。
ここでは、南区の特徴を詳しく紹介します。
大型ショッピングモールと買い物の便利さ
南区には、日常の買い物が便利な大型ショッピングモールやスーパーマーケットが点在しています。
特に、「大橋エリア」には、「西鉄大橋駅」に直結した「レイリア大橋」というショッピングモールがあり、ファッション、グルメ、生活雑貨など、さまざまな店舗が揃っています。
また、近くには24時間営業のスーパーマーケットもあり、急な買い物にも対応できる利便性があります。
さらに、「博多南駅」周辺にもショッピングモールやスーパーマーケットがあり、交通の便が良いエリアでありながら、日常の買い物にも困りません。
これらの商業施設は、日常生活の利便性を高め、南区に住む人々に快適な生活を提供しています。
緑豊かな公園や散策コースの紹介
南区は、都市の中で自然を感じられる公園や散策コースが充実しています。
特に「aburayama fukuoka」は、南区の新しいシンボル的な施設として注目されています。
この施設は、かつての「油山市民の森」をリニューアルしたもので、キャンプやグランピング、バーベキューなどを楽しむことができる充実したアウトドア施設です。
「aburayama fukuoka」では、自然の中でのんびり過ごせるキャンプ場や、家族連れに人気のグランピングエリアがあり、都会の喧騒から離れてリラックスできる環境が整っています。
また、施設内にはアスレチックコースやハイキングコースもあり、季節ごとに変わる美しい自然を楽しみながら、体を動かすことができます。
さらに、施設内にはカフェやレストランも併設されており、地元の食材を使った料理を楽しめるほか、手ぶらでバーベキューを楽しむことも可能です。
展望台からは福岡市内を一望することができ、その景色は訪れる人々を魅了します。
「長住中央公園」や「野間大池公園」も、緑豊かな公園として地元の人々に親しまれており、ウォーキングやジョギングを楽しむことができる散策コースが整備されています。
これらの公園は、リラックスできる空間を提供し、日々のストレスを解消するのに最適な場所です。
落ち着いた住宅地と治安の良さ
南区は、福岡市内でも特に落ち着いた住宅地が広がるエリアとして知られています。
例えば、「若久エリア」や「長丘エリア」は、閑静な住宅街が広がり、家族連れやシニア層に人気のエリアです。
これらの地域は、交通量も少なく、子どもが安心して遊べる環境が整っています。
さらに、南区は福岡市内でも治安が良いことで知られており、地域住民のつながりも強いことから、安心して暮らせる環境が整っています。
地域の自治会や防犯活動も活発であり、子どもや高齢者が安心して暮らせる街づくりが進められています。
福岡市南区は、緑豊かな自然と便利な商業施設が共存し、住む人々にとって非常に魅力的な環境が整っています。
落ち着いた住宅地でありながら、必要な施設が全て揃っているため、南区は福岡市内での住まいを検討する際にぜひ一度チェックしてみたい地域です。
6.福岡市城南区:牧場やお寺などの人気の観光地やレトロな商店街がある地域
引用:福岡大学
福岡市城南区は、福岡市の中央部に位置し、教育機関や文化施設が集まる文教地区としての魅力を持ちながら、牧場やお寺といった観光スポットも多くあります。
このエリアは、学生や家族連れにとって住みやすい環境が整っており、文化と自然が調和した地域です。
ここでは、城南区の特徴を詳しく紹介します。
大学キャンパスとその周辺の学生街
城南区には、「福岡大学」や「中村学園大学」といった教育機関があり、多くの学生がこのエリアで生活を送っています。
特に福岡大学の周辺には、学生向けの飲食店やカフェ、コンビニエンスストアが充実しており、学生街としての活気に溢れています。
リーズナブルな価格で楽しめる飲食店が多く、学生だけでなく、地元の住民にも人気があります。
また、大学キャンパス周辺には、安価な賃貸住宅やシェアハウスが点在しており、学生が安心して住むことができる環境が整っています。
このように、城南区は学生にとって非常に住みやすい地域であり、教育環境の充実と生活の利便性が高いことが特徴です。
学術施設と文化活動が盛んなエリア
城南区は、教育機関に加えて、学術施設や文化施設も多く存在しています。
例えば、「福岡市立城南図書館」は、地域の学術的な活動を支える拠点であり、学生から一般の利用者まで多くの人々が利用しています。
また、城南区内では、様々な文化活動やイベントが定期的に開催されており、地域住民が積極的に参加することで、地域のコミュニティが強く結びついています。
さらに、「油山 片江展望台」からは、福岡市内を一望できる絶景が広がり、地元の人々だけでなく、観光客にも人気のスポットです。
文化活動やイベントが盛んな城南区は、学問や文化に触れる機会が多く、知的で豊かな生活を送ることができるエリアです。
教育環境の充実と子育てに適した地域
城南区は、子育て世代にとっても非常に魅力的な地域です。
教育機関が集まるこのエリアでは、幼稚園や保育園、小中学校が充実しており、子どもの教育環境が整っています。
また、城南区は治安が良く、閑静な住宅街が広がっているため、安心して子育てをすることができます。
さらに、城南区には「油山牧場」や「城南区民センター」など、家族で楽しめる施設が多く、週末には家族連れで賑わいます。これらの施設は、子どもたちが自然と触れ合い、のびのびと遊べる環境を提供しています。
福岡市城南区は、教育機関が集まり、学問や文化活動が盛んなエリアでありながら、自然や観光地にも恵まれた地域です。
学生や家族連れにとって理想的な住環境が整っており、福岡市内での住まいを検討する際には、ぜひ一度訪れてみる価値のあるエリアです。
7.福岡市早良区:商業施設が多く通勤通学に便利
写真提供:福岡県観光連盟
福岡市の7区の中で最も広い面積を持つ早良区は、都市の利便性と自然が調和した魅力的なエリアです。
北部には商業施設が集中し、南部には自然豊かな風景が広がり、中央部には住宅地が広がっています。
このバランスの取れた地域構成は、家族連れや単身者問わず、多くの人々に支持されています。
ここでは、早良区の特徴を具体的に紹介します。
通勤・通学に便利な交通アクセス
早良区は、福岡市内でも交通アクセスが非常に良好なエリアです。
特に「西新駅」や「藤崎駅」を含む福岡市地下鉄空港線が通っており、天神や博多エリアへのアクセスがスムーズです。
通勤や通学において、早良区から市内中心部までの移動時間は短く、多くのビジネスパーソンや学生が利用しています。
また、幹線道路の国道202号線が区内を通過しており、車での移動にも便利な地域です。
さらに、バス路線も充実しており、公共交通機関を使った移動が非常にしやすいのが特徴です。
これにより、早良区は福岡市内でも通勤通学に最適な地域とされています。
多彩なショッピングスポットとレジャー施設
早良区は、ショッピングやレジャーを楽しむためのスポットが多彩に揃っています。
特に「西新エリア」は、地元の人々に愛される商店街や大型ショッピングモール「プラリバ(PRALIVA)」があり、日常の買い物から休日のショッピングまで楽しむことができます。
ここでは、最新のファッションから地元の特産品まで、幅広い商品を取り揃えており、家族連れや若者に人気です。
また、レジャー施設も充実しており、「福岡タワー」や「シーサイドももち海浜公園」といった海辺の施設では、週末に家族でのんびりと過ごすことができます。
特に、夏のシーズンには多くの人々が訪れ、ビーチでのアクティビティやバーベキューを楽しんでいます。
住環境と交通のバランスが取れたエリア
早良区は、住環境と交通の利便性がバランスよく取れたエリアです。
区内には閑静な住宅街が広がり、特に「田隈エリア」や「室見エリア」は、家族連れに人気のある住宅地となっています。
これらの地域は、緑が豊かで静かな環境が整っており、子育てにも適した地域です。
さらに、早良区は治安が良いことでも知られており、安全な環境でのびのびと生活することができます。
教育施設も充実しており、名門校や進学塾が多く集まるため、子どもの教育環境にも恵まれています。
岡市早良区は、交通アクセスの良さ、多彩なショッピングスポット、そして住環境が整ったエリアとして非常に魅力的です。
福岡市に移住する時の注意点
福岡市への移住を考えているのなら、次のような注意点も意識する必要があります。
事前に対策を考えておけば、後悔のない移住ができます。
首都圏と比較して所得が下がる可能性がある
福岡市で就業すると、首都圏と比較して所得が低くなる可能性があります。
総務省が2023年に発表した住民税統計データを元とした算出資料では、全国の年間平均所得が約461万円であるのに対して、福岡市の年間平均所得は約370万円です。
ただし、九州地方・沖縄地方の中では福岡市は年間所得が最も多い市町村に該当します。
先ほどもお伝えしたように、福岡市では首都圏と比較して物価が低いことから、多少所得が減少しても生活コストを抑えられる可能性が高いでしょう。
福岡市への転職を考えているのなら収入のみでなく生活コストを計算することも大切です。
また、通勤時間の短縮によるワークライフバランスも加味する必要があります。
時間帯によっては道路が渋滞しやすい
交通の便が良いことで知られている福岡市ですが、狭い範囲に商業施設やビジネス街が集中していることから通勤・通学の時間帯には非常に道路が混雑しやすくなります。
マイカー通勤を予定しているなら、渋滞の時間やポイントを知っておくと良いでしょう。
中心部に暮らしている場合は、車よりも電車の方がスムーズに通勤通学ができるのです。
特に月曜日の朝7〜8時、金曜日の夕方17〜18時台にはひどい渋滞が起こる可能性が高いです。
混雑時間帯を避けて通勤通学をするなどの工夫をしましょう。
山根木材が手掛ける福岡市の分譲住宅
最後に、山根木材が手掛ける福岡市の分譲住宅を紹介します。
ウッディタウン田村(福岡市早良区田村)
ウッディタウン大池
ウッディタウン堤(福岡市城南区堤)
ウッディタウン野間大池南(福岡市南区皿山)
ウッディタウン屋形原(福岡市南区屋形原)
ウッディタウン長丘(福岡市南区長丘)
まとめ
福岡県福岡市には博多区、中央区、東区、西区、南区、城南区、早良区の7つの区があり、それぞれに異なる特徴や移住メリットが存在します。
福岡市自体が利便性の良さや物価の安さを誇る地域であるため、家族の希望に合わせて最適な移住地域を決めていきましょう。
移住を本格的に考える時には、実際に移住予定先を訪れて滞在し、新しい生活をイメージしながら必要な情報を集めると良いでしょう。
山根木材では「永く住み継がれる家づくり」を目指し、これまでに累積1万棟を超える住宅を手掛けてきました。
私たちはお客様の住まいと暮らしに寄り添うライフパートナーとして、ご家族の思いに耳を傾け、ライフステージの変化も見据えた、お客様の暮らしに寄り添ったプランをご提案します。
福岡県で建売住宅をご検討の方は、下記お問合せフォームからお気軽にご連絡ください。