福岡市早良区の住みやすさとは?移住先に人気の理由や注意点を解説

  • 作成日:2024/02/22
  • 更新日:2024/05/28
  • 編集者:山根木材メディア編集部
福岡市早良区の住みやすさとは?移住先に人気の理由や注意点を解説

福岡県早良区は商業施設を含む生活に必要な施設が複数存在するだけでなく、自然も満喫できる暮らしやすい地域です。
福岡市7区の中でも最も広い面積を有しており、西区と城南区の間に位置します。

今回の記事では、早良区への移住を考えている方に向けて、その特徴や観光スポットをまとめました。
家族に最適な移住先を探しているのなら、ぜひ参考にしてください。

福岡市早良区とは

福岡市早良区の早良の読み方は「さわら」です。早良区は以前まで西区の一部であったものの、昭和57年に西区が城南・早良・西の3区に分割されて早良区が生まれました。
早良区の面積は96平方キロメートルで、福岡市の中で最も広い区に該当します。
南北に長く広がる形をしていることから、北と南で環境が変わります。

博多湾に面した北側には大型商業施設や福岡タワーが位置し、南側には農耕地帯が広がっているのです。
早良区には、都市と自然の両方の魅力が詰まっているのです。

福岡市早良区の魅力と特徴

早良区が移住先として人気を集めている理由として、次のような魅力があります。

交通アクセスが充実している

飛行機が止まっている福岡空港

早良区には空港線と七隈線という2種類の地下鉄が走っており、福岡市の中心部である博多や天神まで10〜20分程度で移動できます。
関東首都圏の東京都内への通勤時間の平均が片道50分前後であるため、早良区なら関東首都圏と比較して通勤にかかる時間を半分程度に減らすことができます。

また、福岡空港までは30分程度で到着するため、早良区は飛行機移動が多い方にもおすすめの立地です。
さらに九州は高速道路のネットワークが充実しており、早良区には福岡都市高速が走っています。

子育てしやすい環境が整っている

笑顔で抱きしめあう親子

早良区には学力が高い学校が複数存在します。そのため、教育に力を入れたいと考えている家庭が集まり、区全体が教育に力を入れているのです。
中には人気の小学校への入学を目指して、学区に合わせた引越しをする方も珍しくありません。
早良区にはインターナショナルスクールもあることから、英語教育を重要視しているご家庭にもおすすめの移住先です。

また、早良区は子育てしやすい支援制度も整っています。
親子で楽しめる施設やイベントが多く、「さわらっこ子育て応援ホームページ」では、子育て中のママパパに有益な情報の提供のみでなく、子育てに関する相談も受け付けています。

ショッピングや自然散策など休日を楽しめるスポットが多い

早良区には数多くのスーパーや商店街など、必要なものがすぐに近くで手に入る環境が整っています。
さらに福岡タワーや福岡市博物館などの観光施設の他にも、夏に海水浴ができる海・キャンプやハイキングが楽しめる山もあります。
早良区は便利な生活が送れるだけでなく、休日のレジャーも楽しめる地域なのです。

福岡市早良区の観光スポット

福岡市博物館

写真提供:福岡県観光連盟

ここでは、早良区の有名観光地やレジャースポットをご紹介します。

福岡市博物館

福岡市は昔から大陸との交流が盛んであり、福岡市博物館では地域の歴史と民俗を研究・展示しています。
常設展示室には滋賀島で発見された国宝の「金印」と、黒田節で有名な「日本号」が所蔵されています。
また、体験学習室である「みらいたいけんラボ」では、アジアの珍しい道具や楽器を手にしたり体験したりできるでしょう。
福岡市博物館と福岡タワーやサザエさん通りは徒歩圏内にあるため、同時に複数の観光地を巡れます。

サザエさん通り

国民的アニメとして知られているサザエさんの作者の長谷川町子さんは、早良区に位置する百道の海岸を散歩しながらサザエさんのキャラクターを考えました。
サザエさん通りはサザエさん発案の地を記念して作られたものです。

通りの近くの「磯野広場」には、「サザエさん発案の地」という記念碑があります。
サザエさん通りを歩けば、サザエさんに登場するキャラクターの銅像達と出会えるため、サザエさんの世界観を感じながら楽しく散策できるでしょう。

シーサイドももち海浜公園 百道浜地区

シーサイドももち海浜公園は福岡タワーの北側に広がる海辺を指しています。
砂浜の中央部分の「Marizon」という名称の建物の中には、レストランやカフェ、結婚式場などがあります。

オープンテラスのレストランやカフェは、ワンちゃん連れの入店も可能です。
夏に海水浴を楽しむ方で賑わう砂浜は、ビーチバレーを含むビーチスポーツのメッカとして知られています。

福岡タワー

そびえたつ福岡タワー

福岡タワーは全長234mの海浜タワーであり、最上階の展望室からは福岡の街並みや博多湾が一望できます。
館内には複数のレストランや福岡の名産品が購入できる土産ショップがあり、定期的にデザインが変わるイルミネーションも楽しめます。
イルミネーションのスケジュールについては、福岡タワーの公式サイトを確認してみましょう。

福岡市早良区に移住する時の注意点

その他の地域から福岡市早良区に移住する際には、次のような注意点を把握しておきましょう。
事前に対策を考えておくだけで、移住後に戸惑う心配がなくなります。

時間帯によっては道路が渋滞する

早良区の主要幹線道路に出るための道には狭い部分もあり、通勤通学の時間帯には渋滞が発生しやすいという問題を抱えています。
特に天神や博多に向けて通勤する場合には、時間帯によって通常時より多くの時間がかかってしまいます。
また、早良区南部は冬場に路面凍結が起こる可能性があります。

自然が身近にあり虫が多い

早良区には自然が多く、その分虫が出やすいという問題があります。虫が苦手な方は、事前に対策を考えておきましょう。
特に山や林など自然に囲まれた土地を選ぶ時には、注意が必要です。

都心部と比較して収入が下がる恐れがある

地方への移住とともに転職をする方は、収入が下がってしまうのではないかと不安を感じるものです。
総務省が2023年に発表した住民税統計データを元とした算出資料では、福岡県の平均年収は370万円だと公表されています。

東京都千代田区は1,000万円、新宿区は590万円、神奈川県鎌倉市は520万円、千葉県浦安市は470万円、大阪府吹田市は440万円という平均年収と比較すると、福岡市の平均年収は低いと感じる方もいるでしょう。

しかし、福岡市の平均年収は九州地方・沖縄地方の中で最も高いです。
福岡市は他の地域と比較して物価が低いため、多少の年収減少は生活コストの少なさでカバーできるでしょう。
収入のみでなく、コスト面も考えた移住計画を立てることが大切です。

まとめ

都会的な福岡の街並み

福岡県早良区は福岡市の中で最も広い区であり、都会と自然の両方を楽しめます。
交通の便が良いのみでなく教育に力を入れている学校が多いことから、子育て世代にもおすすめの移住先です。

早良区を移住先の候補にしているのであれば、ぜひ実際に早良区を訪れて施設や自然の雰囲気を体験してみてください。
家族にぴったりの移住先を見つければ、理想通りの生活が送れるようになるでしょう。

早良区のみでなく福岡県福岡市全体または他の地域についての情報は、こちらの記事を参考にしてください。

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