親子二世帯の同居は、双方にメリットがあります。
まず、子世帯の主なメリットは子育てをサポートしてもらえることです。
反対に親世帯は、病気や事故など何かあったときに子世帯がすぐに気づいてくれるという安心感があります。
さて、二世帯住宅の建て方にはいくつかのスタイルがありますが、近年は平屋の二世帯住宅に注目が集まっています。
平屋の最大の魅力は、小さな子どもから高齢者まで年代を問わず安全・快適に住めることです。
ただし、二世帯住宅を建てるとなると注意したい点が多いことも事実です。
この記事では、平屋の二世帯住宅のメリット・デメリットや注意点、おすすめの間取りプランについて解説します。
親世帯・子世帯がともに長く住める二世帯住宅を建てるために、ぜひ参考にしてください。
二世帯住宅は平屋でも建てられる?
結論から言うと、二世帯住宅は平屋でも建てられます。
ただし、平屋には上階がなく横にしかスペースを広げられないため、一棟を建てて左右に世帯ごとの間取りを分ける「左右分離型」になるのが一般的です。
多層階の二世帯住宅とは少し考え方が異なるものの、平屋で暮らすメリットは多く、工夫次第で快適な住まいになるでしょう。
そのほか、同じ敷地内に二棟の平屋を建てて別々に暮らすスタイルも、二世帯住宅の一種といえます。
つづいて、平屋の二世帯住宅の種類について詳しく解説します。
平屋の二世帯住宅に必要な土地面積は?
平屋の二世帯住宅を建てるとなると、どのくらいの土地が必要なのか気になりますよね。
まずは厚生労働省の資料を参考に、居住面積の目安を考えてみましょう。
資料では、豊かな住生活の実現に必要な誘導居住面積(一般型)について、2人以上の世帯では「25㎡×世帯人数+25㎡」以上を推奨しています。
例えば、3人なら100㎡(約30坪)、4人なら125㎡(約45坪)といったように住む人数によって異なるので、自分たちに必要な居住面積を計算してみてください。
なお、家を建てるときは長く住むことを前提とするため、10歳未満の子どもも大人として計算しましょう。
上記には庭や駐車スペースなどは含まれません。
何台分の駐車スペースが必要なのか、どのくらいの広さの庭が欲しいのかは、家庭によって異なります。
計算した居住面積を建坪(建築面積)と考え、そのほかに必要な分をプラスした結果が、必要な土地面積の目安です。
平屋の二世帯住宅の種類
平屋の二世帯住宅の建て方・暮らし方には、次の4種類があります。
- 完全同居型(共有型)
- 完全分離型(独立型)
- 一部共有型(部分共有型)
- 別棟型(連棟型)
ここでは平屋での生活をイメージしながら、それぞれの特徴を見ていきましょう。
完全同居型(共有型)
完全同居型(共有型)は、玄関や水回り・リビング・ダイニングなどすべてを共有するタイプの二世帯住宅です。
共用するスペースが多い分、建物をコンパクトにすることができ、広い土地を確保できないケースにおすすめです。
電気代や水道代などの基本料金も共有できるため、生活コストが抑えられることもメリットといえるでしょう。
大家族で賑やかに暮らすイメージなので、普段から頻繁にコミュニケーションをとっている親世帯・子世帯に向いています。
完全分離型(独立型)
完全分離型(独立型)とは、親世帯と子世帯の生活空間を完全に分けるタイプの二世帯住宅を指し、2階建てなど多層階では「上下分離型」、平屋では「左右分離型」になるのが一般的です。
完全分離型の二世帯住宅では、LDKや浴室・トイレなど生活に必要なスペースをそれぞれに備えるため、共有型に比べると建築コストがかかります。
ただし、建築費用の大きな割合を占める屋根や基礎は共有するため、別々に建てるほどの費用はかかりません。
一部共有型(部分共有型)
一部共有型(部分共有型)は、ここまでに紹介した2タイプの中間的な存在で、家の一部を二世帯で共有する二世帯住宅です。
玄関のみ、玄関とリビングなど、どこを共有するかは予算や考え方によって異なります。
共有部分が多いほど建築コストは少なく抑えられますが、ライフスタイルや生活リズムがあまりにも違う場合、実際に住み始めてからストレスを感じる可能性があります。
そのため、二世帯でしっかりと話し合って、お互いに納得できるプランを選ぶことが大切です。
別棟型(連棟型)
敷地内に2つの家を建ててそれぞれに親世帯・子世帯が住むパターンは、別棟型(連棟型)の二世帯住宅と呼ばれます。
平屋+平屋というケースや、親世帯は平屋で子世帯は2階建てというケースがありますが、完全に別棟のため生活リズムやライフスタイルの違いを気にする必要がありません。
スープの冷めない距離で暮らせるお隣さん感覚の二世帯住宅で、世帯ごとのプライバシー確保を最優先したい場合におすすめです。
ただし、二棟が建てられる広い土地や二棟分の建築費用が必要なため、これまでに紹介した二世帯住宅のなかでは最もコストがかかることに注意してください。
二世帯住宅を平屋で建てるメリット
平屋には多くの魅力がありますが、二世帯住宅を平屋で建てるとどのようなメリットが得られるでしょうか。
ここからは、平屋の二世帯住宅の主なメリットを4つ紹介します。
小さな子どもから高齢者まで安心・安全に暮らせる
平屋は小さな子どもや高齢者にとって安全な住まいです。
まず、階段の上り下りが不要で、転落リスクを軽減できます。小さな子どもが庭で遊ぶときなど、どちらの世帯からも見守りができ安心です。
2階のベランダに洗濯物を干したり取り込んだりするために階段を往復することもなく、家事の時短につながることもメリットといえるでしょう。
はじめからバリアフリー設計で平屋を建てておけば、介護リフォームをする必要がなく、親世帯・子世帯ともに長く快適に暮らせる家になります。
家の構造がシンプルで耐震性が高い
平屋は重心が低く構造的に安定感があります。さらに正方形や長方形といったシンプルな形状のため、地震や強風の際に力が均等に分散され、倒壊の危険性が低いとされています。
これに対し、2階建や3階建は高さがある分、揺れが大きくなり、地震発生時に受けるダメージは平屋よりも大きくなりがちです。
自然災害の多い日本では、いつどこで被災するか分かりません。家族に小さな子どもや高齢者がいる場合は、平屋のほうが安心といえるでしょう。
上下階の生活音問題がなく、ストレスになりにくい
上下分離型の二世帯住宅では、階段移動の負担を避けるために1階部分に親世帯が住むのが一般的ですが、このときに注意したいのが2階からの生活音です。
親世帯と子世帯は生活リズムが異なることが多く、夜遅くに響く足音や水の流れる音が親世帯にはストレスになります。
親しき中にも礼儀ありとはいえ、戸建に住みながらアパートのように階下に気兼ねをするのは、子世帯にとっても息苦しいものです。
平屋の二世帯住宅は左右分離型が一般的なので、こうしたストレスは感じにくいといえます。
完全同居型の場合はお互いのプライベート空間を隣接させず、リビングなどの共有スペースを中心に間取りを配置するとよいでしょう。
世帯間でコミュニケーションが取りやすい
ワンフロアに二世帯が暮らすことで、お互いの気配が感じられ、コミュニケーションが取りやすいことも平屋のメリットといえます。
特に親世帯が単身の場合は、物理的・精神的な距離を近づけることが重要です。
例えばLDKを共有する一部共有型の二世帯住宅にして、リビングを通ってからお互いのプライベート空間に行くような間取りにすれば、自ずとコミュニケーションの機会が増えるのではないでしょうか。
二世帯住宅を平屋で建てるデメリット
平屋の二世帯住宅には多くの魅力やメリットがありますが、デメリットがないわけではありません。
建ててから後悔しないよう、どのようなデメリットがあるのかを把握しておきましょう。
間取りの配置に工夫が必要
平屋は横にしかスペースを広げられないため、隣接する部屋の様子が気になります。
特に二世帯住宅ではプライバシー対策が必要で、間取りを工夫しないと暮らしにくい家になってしまうかもしれません。
完全分離型や別棟型にするとしても、建物の形状によってはお互いの生活が丸見えになるため、植栽やフェンスで目隠しをするなどの工夫が必要です。
水害リスクが高い
水害発生時、1階部分は浸水のリスクがあります。多層階の二世帯住宅なら上階に避難することができますが、平屋はそうはいきません。
避難場所に移動する際も、高齢者や小さな子どもがいると避難が遅くなりやすく危険です。
海抜の低い地域や氾濫しやすい河川の近くなど、浸水の危険性が高い土地に平屋を建てるのは避けるべきでしょう。
平屋の二世帯住宅おすすめ間取りプラン
親世帯・子世帯がワンフロアで暮らす平屋の二世帯住宅は、お互いのコミュニケーションがとりやすいことが魅力ですが、適度な距離感も必要です。
ここからは、二世帯住宅として暮らしやすい平屋の間取りプランを紹介します。
コの字型
上空から見たときに建物がコの字型になるようにすると、くぼんだ部分に中庭を配置できます。
中庭が世帯間の緩衝地帯となるため、プライバシーを守りつつも程よい距離感が保てるでしょう。
中庭に面した中央部分に共有するLDK、両端は世帯ごとのプライベートゾーンといったように、部屋の配置がしやすいプランです。
中庭を囲む三面に窓を設けることにより、家全体の採光や風通しが良くなるというメリットも。
プライバシーが気になる場合は、目の高さよりも上に窓を設置するとよいでしょう。
ロの字型
中庭の周囲を建物でぐるりと取り囲むのが、ロの字型プランです。
中庭が完全なプライベート空間になるため、外からの視線を気にせずに屋外で過ごせます。
完全分離型でお互いに顔を合わせる機会が少ない場合は、中庭を二世帯のコミュニケーションの場として活用するとよいでしょう。
ただし、中庭の4面すべてが建物に囲まれているため、水はけが悪いとコケや虫が発生しやすくなります。
排水口を塞ぐ落ち葉やゴミをこまめに取り除くなど、排水対策が欠かせません。また、中庭を挟んで向かい合う部屋が丸見えになるため、部屋の配置に工夫が必要です。
Hの字型
Hの字型は別棟の間を通路でつなぐプランで、連棟型とも呼ばれます。
同じ敷地内でも、別々の家で暮らしているとコミュニケーションが希薄になりがちです。
世帯ごとのプライバシーは確保される反面、一つ屋根の下で暮らすのと違って何かあったときに気づきにくいという不安もあります。
仮に助けを求めたとしても、玄関に鍵がかかっていたら家の中に入ることすらできません。
そんなとき、二棟をつなぐ通路があれば、すぐに駆け付けることができます。
お互いが行き来しやすくなるため、コミュニケーションも活発になるのではないでしょうか。
二世帯住宅を平屋で建てる際のポイント
平屋の二世帯住宅を建てる際には、土地の条件や設計、断熱性能など、さまざまなポイントを押さえる必要があります。
特に、親世帯と子世帯のライフスタイルや将来の家族構成の変化を見越した設計が重要です。
快適で安心な暮らしを実現するためには、どのような点に注意すべきか、具体的に見ていきましょう。
平屋の二世帯住宅に適した土地条件
平屋の二世帯住宅を建てるには、広めの土地が必要です。
多層階の住宅に比べて、平屋は建物が横に広がるため、十分な建築スペースを確保できる土地を選ぶことが重要です。
特に、親世帯と子世帯それぞれが快適に生活できる広さを確保するためには、一般的に100〜150㎡以上の敷地が理想的とされています。
また、平屋は周囲の景観やプライバシー保護も重要です。
隣接する住宅との距離や目隠しの植栽など、視線を遮る工夫が必要です。
土地選びの際は、日当たりや風通しの良さにも注目し、健康的で快適な暮らしが送れる環境を整えましょう。
親世帯と子世帯のライフスタイルに合わせた設計
二世帯住宅では、それぞれのライフスタイルに合わせた設計が鍵となります。
親世帯は静かな生活を好む一方で、子世帯は活発な生活を送ることが多いです。
そのため、生活音が重なりやすいリビングやダイニングなどの共有スペースの配置には特に注意が必要です。
例えば、左右分離型の平屋では、玄関やリビングを中心に配置し、親世帯と子世帯のプライベート空間をしっかり分ける設計が推奨されます。
共有部分をどれだけ設けるかも、各世帯の生活リズムや要望に応じて柔軟に決めるべきです。
将来の家族構成変化への対応
二世帯住宅は、長く住むことを前提としているため、将来的な家族構成の変化を見越した設計が必要です。
例えば、親世帯が介護が必要になる場合に備え、最初からバリアフリー設計を取り入れることが重要です。
段差のない床や広めの廊下、車椅子が通りやすいドア幅などを検討しましょう。
また、子どもが成長し独立した後は、子世帯のスペースを賃貸に活用することも考えられます。
将来的なリフォームや増築がしやすい構造にしておくことで、柔軟に対応できる住まいを実現することができます。
断熱や遮音性能の確保
平屋は上下の階がないため、外気温の影響を受けやすい傾向があります。
そのため、断熱性能を高めることで、夏は涼しく、冬は暖かい住環境を維持することが重要です。
特に二世帯住宅では、世帯間での温度差が生じにくく、家族全体で快適に暮らせる工夫が必要です。
また、平屋の二世帯住宅では、遮音性能の確保もポイントです。
親世帯と子世帯の生活リズムが異なる場合、生活音がストレスになることがあります。
壁や床に遮音材を使用したり、部屋の配置を工夫することで、お互いのプライバシーを守りながら、快適な生活を送ることができます。
平屋の二世帯住宅における暮らしの工夫
平屋の二世帯住宅では、階段のないフラットな設計が家族にとって安全で快適な環境を提供します。
しかし、親世帯と子世帯が共に暮らす場合、それぞれのライフスタイルに合わせた工夫が必要です。
ここでは、平屋特有のレイアウトを活かした家事スペースの効率化や、共有スペース、プライバシーの確保について詳しく見ていきます。
家事スペースの効率化
平屋の二世帯住宅では、家事動線を短くすることで、親世帯と子世帯が共に快適に過ごすことができます。
例えば、左右分離型の平屋では、両世帯が利用するキッチンや洗濯スペースを家の中央に配置することで、両方からアクセスしやすくなります。
また、平屋は1フロアにすべての機能が集まるため、洗濯から片付けまでの家事の流れをスムーズに行える点がメリットです。
さらに、二世帯が共有する家事スペースに加え、収納スペースも工夫が必要です。
例えば、両世帯が使いやすい収納を共用部分に設けたり、玄関近くに家事道具を収納するスペースを確保することで、家事の効率化が図れます。
共有リビングやキッチンの活用方法
平屋の二世帯住宅における共有リビングやキッチンは、世帯間のコミュニケーションを円滑にする重要な場所です。
特に、ワンフロアである平屋では、リビングやキッチンを家の中央に配置することで、両世帯が自然に集まる場を作ることができます。
これにより、親世帯と子世帯が適度な距離を保ちながらも、食事や団らんを楽しむことができます。
また、キッチンはオープンキッチンやアイランドキッチンにすることで、二世帯が一緒に料理を楽しむことができるスペースとなります。
さらに、キッチンとダイニングを一体化させることで、食事の準備と片付けが効率的に行え、コミュニケーションの場が広がります。
生活リズムの違いを考慮した設計
親世帯と子世帯では、生活リズムや習慣が異なることが多いため、平屋の二世帯住宅ではその違いを考慮した設計が重要です。
例えば、寝室やプライベートスペースを家の両端に配置する「左右分離型」のレイアウトを採用することで、互いの生活音や動きを最小限に抑えられます。
特に、夜遅くまで活動する子世帯のリズムが、親世帯に影響しないようにするために、防音対策や部屋の配置には配慮が必要です。
また、リビングやキッチンなど共有スペースへのアクセスも、どちらの世帯も使いやすい動線を確保することがポイントです。
平屋では階段がないため、移動がスムーズですが、互いに干渉しないための動線設計が重要です。
お互いのプライバシーを守る工夫
平屋の二世帯住宅では、1フロアで全ての生活が完結するため、プライバシーの確保に特に注意が必要です。
左右分離型の間取りでは、親世帯と子世帯が独立した玄関を持つことで、プライバシーを守りやすくなります。
また、共有する部分を最小限に抑え、各世帯が快適に過ごせるようなレイアウトを工夫しましょう。
加えて、共有スペースの配置にも配慮が必要です。
例えば、共有リビングやキッチンは家の中央に配置し、プライベートな寝室や書斎は両端に設置することで、生活リズムの違いがストレスにならないようにすることが可能です。
また、部屋同士の仕切りに防音材を使ったり、窓の配置を工夫することで、外部からの視線や音を気にせずに生活できる環境を整えられます。
二世帯住宅を平屋で建てる際に必要なこと
二世帯住宅の種類やメリット・デメリット、間取りプランなどを紹介してきましたが、ここからは二世帯住宅を平屋で建てる際の注意点について解説します。
費用負担の割合は事前に話し合いをする
二世帯住宅を建てる際は、事前にさまざまな費用負担の割合を決めておくことが大切です。
土地の取得費や建築費はもちろん、食費や水道光熱費などの生活費、固定資産税やメンテナンス費用といった二世帯住宅を維持していくために必要な費用など、考えるべきことは多数あります。
例えば水道光熱費を折半にした場合、家で過ごす時間が長い親世帯に対して、仕事で留守にする時間が長い子世帯は不公平に感じるのではないでしょうか。
一方、子世帯の人数が多い場合は、親世帯が不公平感を持つかもしれません。
生活費で揉めたくない場合は、完全分離型か別棟型で建てることをおすすめします。
ただし、その場合も建築費や維持費についての話し合いは必要です。
不満が積み重なると関係がギクシャクして、深刻なトラブルに発展する可能性があります。
後悔しないためにも事前にしっかりと話し合い、取り決めたことは書面にしてそれぞれ保管するようにしましょう。
他人行儀なようですが、トラブル回避の重要なポイントです。
防犯対策もしっかり検討しておく
近年、一般住宅を狙った侵入犯罪の手口は巧妙化・凶悪化が進んでおり、「複数人で窓を破壊して住宅に押し入った」「宅配業者を装って現金や貴金属を奪い取った」といった荒っぽい事例が増えています。
物を奪ったうえ危害を加えられることも多く、大変危険です。
二世帯住宅は大きな家になりやすく、侵入犯罪のターゲットにされる可能性があります。
特に平屋は外から家の中が見えやすく、多層階の住宅に比べて侵入されやすいつくりのため、念入りな防犯対策が必要です。
設計段階でできる対策として、玄関ツーロック、補助錠、割れにくい防犯ガラス、防犯カメラなどの防犯グッズを取り入れることを検討しましょう。
さらに「在宅時も玄関や窓は施錠する」「誰かが訪ねてきたときはドアを開ける前にドアスコープやインターホンで確認する」など、家族の防犯意識を高めることも大切です。
平屋で二世帯住宅を建てるなら家族のライフスタイルに合ったタイプを選ぼう
平屋の二世帯住宅にはさまざまなタイプがあります。親世帯・子世帯の考え方やライフスタイルによって合うタイプ・合わないタイプがあるので、どのような暮らし方が望ましいのか二世帯でしっかり話し合って決めるようにしましょう。
要望に優先順位をつけて妥協点をすり合わせていくと、話し合いがスムーズに進むかもしれません。
建築費や維持費、生活費などの負担割合も取り決めておく必要があります。
考えがまとまらず話し合いが進まない場合は、プロに相談することをおすすめします。
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