「暮らしやすく高品質な家を、
もっと広島の地に根付かせたい。」
山根木材は、「意匠設計部門」の他に全国でも稀な「木構造設計部門」を有し、
複雑な木構造計算はもとより電気配線や上下水道の配管設計を行う「設備設計」も行っています。
建築基準法・住宅品質確保促進法・長期優良住宅普及促進法など、各種法令に定められた設計や構造計算に、
確実に対応できる豊富な実績と経験をもつ木造設計のプロフェッショナル集団として、
安全で快適な注文住宅を実現しています。
お客様と会話をしながら、一組一組に最適なプランを導き出すスキルを持つ山根木材の設計士。一般的なハウスメーカーのように規格化された家を建てるのではなく、お客様の暮らし方やご希望、敷地等を考慮した一品一葉の家をプランニングします。素材や建物の形を工夫し、“自然の力”を受け入れる(パッシブ)ことで快適な暮らしを実現する家づくりを「パッシブ設計」といいます。山根木材では、一年を通してどのように日が降り注ぐかを、近隣建築物の高さも踏まえてシミュレーションして建築計画に反映しています。都市部、沿岸部、山間部、それぞれの土地ならではの“自然の力”を最大限に生かした家を実現します。
使い勝手が良く、家族が生活を愉しめる間取りを追求することも取り組みのひとつです。山根木材では、「収納率※15%以上」を標準にプランニングを行います。収納率は、一般的なマンションは5%前後、戸建て住宅でも10%前後と言われています。とは言え、むやみに広く取った収納は使いづらいもの。「玄関にはシューズクローク」、「キッチンにはパントリー」等、適所に適量をご提案することを心がけています。また動線計画では、家族が集う空間を住まいの中心につくることで憩いの時間が自然と持てる生活を提案します。回遊性を持たせ諸室への動線を短くすると同時に、空間を最大限に活用した間取りを計画します。
※収納率…収納部面積/延床面積×100(%)
3Dカラーパースを使用
屋根の形状や窓・建具の変更はもちろん、外壁の変更も3Dカラーパースによってワンタッチで可能。3Dカラーパースを見ながら変更することができるため、お客様と相談しながら家のイメージを検討できます。
アニメーションもご覧になれます
ウォークスルーアニメーション 作成した高画質CGの室内をウォークスルーできます。 CGの家の中では、ドアやふすま、障子が自動的に開閉し、現実にはまだ建っていない家のイメージをリアルに掴むことができます。
山根木材には家具店DEJIMASTOCK があります。自社にインテリアコーディネーターがいるので早い段階から、暮らしの重要な要素であるインテイリアのご提案も行いながら設計をしていきます。
山根木材では、木造住宅専門の構造設計事務所「木構造設計」で、1棟ずつ丁寧に構造設計を行っています。
年間1000棟を超える構造設計実績によって、木の特性を知り尽くした専門スタッフと、設計士が打合せを行いながら設計を進めるため、お客様の要望や意匠設計の意図を最大限に汲み取った構造設計が可能となります。
山根木材は、構造設計・構造計算という課題を解決し、良質な木造住宅の実現を目指します。
構造計算とは、建築物を設計するときに客観的な数値で安全性を確認することです。
建築物に働く力は、建築物自体の重量や建築物内の人間や家具・調度・物品などの重量、地震、積雪、風圧などがあります。その建築物が、安全に立っていられるか、地震などに対して安全性を保てるかを確かめるために構造計算を行います。
建築士の中でも構造計算ができるのはほんの一握りの人間です。そのため、構造計算ができない建築士の多くは、構造計算を外部に発注しています。
山根木材には、意匠設計の意図を汲み取り、構造計画・設計等の提案や構造計算を行う木造住宅専門の構造設計事務所『木構造設計』があり、過去2万棟以上の木組み経験から、より頑丈で安全な構造計算を行っています。グループ内に構造計算専門の部署があることで、お客様のご要望を的確に汲み取った設計が可能となります。
木造住宅の90%はプレカットの時代。
構造材に使用する木材の品質管理は、社内で責任を持って行っています。
その一環として、全国に先駆けて木材を自動加工するプレカット工場を1985年に建設。
プレカット工場では、構造設計で正確に算出されたデータをもとに、木材を接合するための仕口・継手という加工を行っています。
これにより現場の作業効率を大幅にアップでき、工期を短縮し、コストダウンにも繋がり、さらに、廃材や余剰材を削減することで、環境に配慮された現場となります。
山根木材は創業以来、広島の地で累積1万棟を超える住まいを供給してきました。お客様に安心して永く住み継いでいただける「暮らしやすく高品質な家」を、もっと広島の地に根付かせたい。そんな思いから、山根木材は「長期優良住宅」を標準仕様としています。平成21年に施行された、「長期優良住宅普及促進法(長期優良住宅の普及の促進に関する法律)」は、「長期にわたり良好な状態で使用できる家」を建てることで、住まいの長寿化を実現することを目的としています。一定の住宅性能を確保し、維持保全計画を作成することで認定され、税制面等で様々な優遇措置を受けることができます。制度開始以来、「長期優良住宅」の認定戸数は増え続け、2020年度には、新築一戸建て住宅※の25.5%が認定「長期優良住宅」となり、既に多くの方が「長期優良住宅」を選択しています。
住宅は、新築時とその後のメンテナンス計画が合わさって始めて長期優良住宅に認定されます。
新築後のメンテナンスも含めて、住まいの専門家集団である山根木材が包括的にサポートいたします。
※新築住宅着工戸数に対する割合参考/「長期優良住宅の認定状況について(令和3年3月末時点)/国土交通省
永く家族の物語が続いていくように。
山根木材はお客様の「まいにち」が
末長く続いていくお住まいをご提供します。
劣化対策等級は、木材の腐朽などによる建物の劣化のしにくさを評価した基準です。
等級3は、構造躯体が3世代(75~90年)にわたって住み続けられる劣化対策が施された建物であり、山根木材は、劣化対策等級3を満たした永く住み続けられる家を実現します。
腐朽菌とシロアリの被害から木材を守るために
・耐久性の高い木材の選定
・床下などの換気
・防腐と防蟻の薬剤処理
これらを組み合わせた対策が必要となります。
防腐・防蟻の薬剤処理
木の家にとって大敵であるシロアリ。床下へのシロアリの侵入を防ぐために、薬剤を散布する土壌処理と、地盤から1mの高さまで防腐・防蟻処理を施します。
外壁はそのデザイン性のみならず、火災や雨風からお住まいを守るために重要な役割を果たしています。一方で、外壁はいくら耐久性のあるものでも定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスをすることで、お住まいのお住まいの寿命を伸ばすことができます。
山根木材では、耐久性の高い外壁のご提案のみならず、グループ一貫してメンテナンス・リフォームまでを承ります。新築時のみならず、その先も永くご家族の物語を続けるために、山根木材はグループ一丸となってお客様の暮らしづくりについてとことん考え、サポートいたします。
外壁や屋根などの外装材は、一般的に10年に一度程度のメンテナンスが欠かせません。その度に材料費や人件費に加え、足場の設置が必要になり、135万円を超える負担が…。長く安心して住みつづけ、さらには次の世代へも住み継いでいただくためには必要なことですが、初期費用をかけて耐久性の高い仕様を選ぶと、長い目で見たときに費用を抑えることにつながります。
30年間のメンテナンスコストは防蟻の点検・保証料14万円のみ。
新築住宅は10年保証、あるいはそれ以上の長期保証と言っても10年ごとにメンテナンス費用がかかることが一般的。山根木材では構造材はもちろん、高耐久の外壁材や屋根材を標準仕様にすることで30年の初期保証で注文住宅をお届けします。
※構造躯体・防水のみ30年保証となります。住宅設備機器や家電製品のメンテナンス・交換等は含まれません。
さらには長期メンテナンス計画をたて、
定期的なお手入れや必要に応じた改修・リフォーム、
またその際のカルテ情報の蓄積も必要です。
住まいを建てた後も、山根木材が“住まいの主治医”としてグループを挙げて
皆様の暮らしと住まいの資産価値を守りつづけます。
まいにちをより快適に、より安全な暮らしとするために、
山根木材はいち早く最新の技術を導入します。
断熱等性能等級とは、外壁、窓、床などの断熱性能によって、夏の暑さと冬の寒さから室内環境をいかに快適に保てるかを総合的に評価するものです。断熱性を高めることによって、冷暖房費を抑え、省エネルギーとCO2削減を実現します。山根木材では、国が定めた「断熱等性能等級5」を満たした高い断熱性能によって、一年中快適で暮らしやすい木の家を実現し、
高品質な断熱により、リビング、ダイニングの吹抜や勾配天井、約20畳の広いLDKも可能となります。家全体の高い断熱性能により、真夏の暑さや真冬の寒さを和らげ、冷暖房のランニングコストも削減。省エネルギー対策やCO2削減に貢献するZEH基準の断熱性能を満たした断熱性能です。
ネオマフォーム 床から心地よく快適に 長期優良住宅の主な条件である断熱等性能等級4。山根木材では、等級4の基準を満たすために熱伝導率が0.020W/(m・K)と世界最高レベルの断熱性能を誇る次世代高性能断熱材『ネオマフォーム』を採用しています。
数値が小さいほど、断熱性能が高いことを表す熱伝導率。ネオマフォームの熱伝導率は、数ある断熱材の中でも世界最高レベルの0.020W/(m・K)他の断熱材に比べて、同じ厚さでも高い断熱性能を発揮します。
右:同断熱性能の場合の厚さ比較[熱抵抗2.5(㎡・K)/W] 参照asahikasei
家は一度建てたら何十年も暮らしていくもの。だから、長く使っても性能が落ちにくい断熱材を選ぶことが大切です。ネオマフォームは長期性能もしっかりと試験。長く安心して使って頂ける断熱材です。
素材は強く燃えにくいフェノール樹脂。フェノール樹脂は熱硬化性で熱に強く燃えにくいため、炎を当てても炭化するだけで燃え上がることはありません。
地球環境のことをしっかりと考えた断熱材。ネオマフォームは、発売当初より、ノンフロン発泡で生産。工場内や出荷後のリサイクルにも取り組んでいます。
アクリアネクストα 高性能な断熱を実現 『アクリアネクストα』は高性能の防湿フィルムを採用しているため、壁内部への湿気の浸入を防いでくれます。
山根木材が採用する高性能断熱材『アクリアネクストα』は、シックハウス症候群の原因と言われるホルムアルデヒドを含まず、健康、安全、環境にも配慮された高性能なグラスウールでできています。グラスウールは、細かいガラス繊維が絡み合ってつくられる空間によって、熱を伝えにくくする断熱材で、『アクリアネクストα』は、一般のグラスウールに比べ繊維径が細かく、本数が多いため、断熱性能がさらに向上します。グラスウールの特長である経年劣化の少なさにより、長期にわたって性能を保ち続けることが可能です。断熱や防湿の対策をしていない家では壁内部の見えないところで結露が発生し、柱の腐食などの原因になりますが、『アクリアネクストα』は高性能の防湿フィルムを採用しているため、壁内部への湿気の浸入を防いでくれます。
家の断熱性能を大きく左右する
Low-E複層ガラス・
樹脂サッシ
山根木材では、樹脂フレームとLow-E複層ガラスにより国内最高基準の断熱性を叶えた樹脂サッシを採用。室温を上げる日射熱を樹脂がブロックすることで、室内側のフレームとガラスの温度が高温にならず、室内は常に快適な温度に保たれます。室内の暖かな空気と、窓の表面との温度差を小さくする断熱性能により、結露を大幅に軽減。フレームの強度向上、スリム化を叶えた新発想の樹脂サッシにより、理想的な省エネ住宅を実現します。
夏の冷房時に、窓やドアから室内へ入ってくる熱は、家全体に入る熱の半分以上を占めます。窓ガラスの室外側にLow-E金属をコーティングしたLow-E複層ガラス(遮熱タイプ)は、室内に入る太陽の熱線を50%以上カットし、冬は室内の熱を外に逃さないため、冷暖房の効率を高めてくれるとともに、紫外線を大幅にカットするので、畳や家具の日焼けを防ぐ効果もあります。
最高レベルの耐震性能で
より安全な暮らしを。
最高レベルの耐震性能でより安全な暮らしを。
国が定める住宅性能表示制度により、建築物がどの程度の地震に耐えられるかを示す耐震等級。
「等級1」は極めて稀に発生する地震力(震度6強~7程度)に対して倒壊・崩壊しないレベル。
山根木材では1.5倍の地震力に耐える「耐震等級3」を標準仕様にすることで、より地震の被害を軽減します。
熊本地震では震度7を観測する地震が2度にわたって発生するなどし、「等級1」でもわずかながら一部の建物が倒壊・全壊。一方「等級3」では一部軽微な損傷が見られたものの、その多くが無被害で、安全性の高さを裏付けていると言えます。
大規模な地震動に対して倒壊・崩壊しないことを求めるものの、損傷する可能性は否めません。
より大きな地震に耐えうる「耐震等級3」の住宅は、震災後も安全に住み続けられる可能性が高まります。
耐震等級3を実現する工法の中でも、コスト・設計性のバランスがとれた「パネル工法」を採用。
9mm厚のパネルを使用し、より安全性を確保しながら自由設計のニーズに応えます。
山根木材の木構造設計部門が客観的な数値を用いてより安全なお住まいとなるよう、設計しています。
(震度5の地震で構造体は損傷無し ≒ 震度7で倒壊しない)
山根木材が取り組んでいる安全性を確認する方法は、「許容応力度計算」です。
「許容応力度計算」は、構造設計の安全性の根拠といえます。
「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年度版)(公財)日本住宅・木材技術センター」を根拠とし、地震力や風圧力が計画建物に与えられたときに、全体から一つ一つの部材まで、受ける力の量を算出し、耐えられる(許容)範囲内かを検証します。
構造等級を設定する場合の、いわゆる構造計算のこと。「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年度版)(公財)日本住宅・木材技術センター」を根拠とし、地震力や風圧力が計画建物に与えられたときに、全体から一つ一つの部材まで、受ける力の量を算出し、耐えられる(許容)範囲内かを検証する方法です。
耐震だけではなく「制震」という最新技術。
地震の揺れを最大95%吸収・低減する制震ダンパー『MIRAIEΣ』を採用し、繰り返しの地震による家の損傷を抑えます。山根木材は、2012年に制震ダンパー『MIRAIE』を広島でいち早く導入しました。
建築基準法にも定められている、近年の新築住宅なら標準的に保持している性能です。建物の強度を上げる地震対策ですが、建物が地震エネルギーを全て受け止めて耐えようとするため、構造躯体へのダメージが大きく、余震や別の地震の際に本来の性能を発揮できない可能性があります。
地震エネルギーを吸収するシステムです。建物の揺れが抑えられるため、構造躯体へのダメージが軽減されます。また、別の地震対策の1つである免震システムと比較し、低コストで導入できることも魅力です。
※地面と建物の間に設置し、揺れを極力伝えないシステム。
建築基準法にも定められている、近年の新築住宅なら標準的に保持している性能です。建物の強度を上げる地震対策ですが、建物が地震エネルギーを全て受け止めて耐えようとするため、構造躯体へのダメージが大きく、余震や別の地震の際に本来の性能を発揮できない可能性があります。
地震エネルギーを吸収するシステムです。建物の揺れが抑えられるため、構造躯体へのダメージが軽減されます。また、別の地震対策の1つである免震システムと比較し、低コストで導入できることも魅力です。
※地面と建物の間に設置し、揺れを極力伝えないシステム。
ダンパー上部に取り付けられた高減衰ゴムが変形することで、地震の揺れを吸収します。高減衰ゴムは、地震の揺れによる運動エネルギーを瞬時に熱エネルギーに変えて、吸収・発散することができる最先端ゴム技術です。橋梁ケーブルやビルのダンパーなど数多くの構造物で安全・安心を支えており、60年経過しても性能がほとんど変わりません
地質・地耐力を測定
地盤調査とは、建築しようとしている土地が、どの程度の強度を持つか調べることです。
安全な住まいには、第一に地盤に合った適正な地盤補強が欠かせません。
山根木材は地盤調査にスクリューウエイト貫入試験方法を標準採用し、土の硬さ、締まり具合、土層の構成など、地質や地耐力を十分に調査します。
主に建物の四隅と中心部で測定した結果を地盤調査報告としてまとめ、地盤補強が必要な場合は、強度に応じて鋼管杭・表層地盤改良・柱状地盤改良などの適正な補強工事を実施します。
地震に強い家をつくるためには、建物や基礎を支える地盤もしっかりとした強度が必要になります。
地盤調査によって、軟弱な地盤であることが判明した場合は、適切な地盤改良工事を実施して、強固な地盤の上に安全な家をつくります。
鋼管杭
基礎部分に沿って、地盤の固い支持層まで鋼管杭(パイプ)を打ち込み、地中に支持体をつくることで建物の基礎を支えます。
表層地盤改良
改良したい地盤が浅い場合、セメント系固化材を原地盤の土と混ぜ合わせて、土そのものを板状に固めて地盤を強化します。
柱状地盤改良
改良したい地盤が深い場合、セメント系固化材と水を混ぜたセメントミルクを注入して、地中に柱状の改良杭を構築し、土を杭のように固め支持体をつくります。
<地震対策は強固な地盤から>
基礎は、地盤と建物をつなぐ重要な役割を担っています。
建物の重量を長期にわたって受け止めることはもちろん、地震の際には建物上部が受けた水平荷重(横からの力)を地盤に伝える役目も果たします。
一般的な基礎の形状である「布基礎」と「ベタ基礎」のうち、山根木材は標準でベタ基礎を採用。
ベタ基礎は、荷重を面全体に分散するので、点で支える布基礎に比べて、局地的に荷重がかかることを防ぎ、地震時や不同沈下に効果を発揮します。
また、基礎全体を防湿フィルムとコンクリートで敷き詰めるため、地面からの湿気を防ぎ、床下の防腐・防蟻効果もあります。
お問い合わせはお電話でも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
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