【構造設計】地球に優しい『木』に携わった仕事がしたい。
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「物語がつづく暮らし」を提案する社員の物語をお届けします。
人の命を預かる大事な仕事。
意匠図面をもとにプレカットデータの元となる伏図や基礎伏図を作成し、構造計算を行う仕事をしています。
構造設計は家づくりの基礎となる部分。
永く住み続けるためには安全性がとても大事です。
例えば、お客さまが希望している木材があっても、その木材の強度が弱いこともあります。
そういった場合は目に触れる範囲は希望の木材を使用し、柱や梁には強度の強い木材を使用するなどして、お客様の希望も叶えながら安全性も重視しています。
また、梁のスパン(長さ)が大きくなると金額も上がり現場の施工も大変になります。
梁ひとつ取ってもどの組み方にするのか?どの大きさにするのか?
ただ図面を作成するだけではなく、価格の安さだけでなく、
その先にある「住む人の安全」や「現場の施工のしやすさ」もしっかり考えながらバランスの取れた最適な図面を作っています。
無事に家が建ったのを見ると、苦労してよかったとやりがいを感じます。
地球に優しい木に携わった仕事がしたい。
大学では建築を学び、その中で木造住宅が地球にやさしいこと知りました。
山根木材では、広島県産の木を積極的に使用しています。
広島の木を使用することで、広島の森林が整備され自然災害も防げますし、地元経済も活性化します。
地球に優しい木に携わった仕事がしたい思っていたので、木の価値を高めようという自社の方針に共感しています。
知識は常にアップデート。
構造設計の仕事は構造計算のみならず、申請業務や木材、プレカット加工などに対する幅広い知識が必要になります。
この知識は1度覚えたらOKではなく、変わり続けるので常に勉強が必要です。
大きな地震や自然災害があった際は計算の仕方などの法律が変わることもあります。
特にはじめは覚えるのが大変だったので、ノートにまとめて勉強していました。
入社して7年目になり、自分の仕事だけではなく経験の少ない後輩にアドバイスすることも出てきました。
その時は自分が1.2年目の時にどうだったかな?と以前まとめていたノートを見返したりしています。
今後は後輩の指導にも力を入れていきたいです。