50代以降のリフォームでは、高齢期の生活に配慮した、安心・安全な住まいにしておくことが大切。
年齢を重ねても暮らしやすい家にしておくと、思わぬ病気やケガを防いでくれます。
つまずきの原因となる、小さな段差をなくしてフラットに……
ヒートショックの原因となる、寒い浴室やトイレを暖かく……
火災や地震に強い家に……
高齢者が住みやすい家は、子どもから大人まですべての人にとって優しい家でもあるのです。
1.どのような人でも公平に利用できること
2.使う上で柔軟性に富むこと
3.簡単で分かりやすく利用できること
4.必要な情報が簡単に理解できること
5.危険や誤作動につながらないこと
6.身体的な負担が少ないこと
7.利用に適した大きさや空間になっていること
・つまずき、転倒防止
高齢になるとちょっとしたつまずきや転倒が、大きなケガにつながってしまうことも。
大きな段差をなくすことも大切ですが、特に気を付けたいのは見えにくい小さな段差です。
フローリングと畳の境目、敷居などは目に付きにくいので、フラット化しましょう。
ドアは開き戸ではなく引き戸にしておくと、車椅子・歩行器での動作も楽になります。
上吊りタイプの引き戸だと、レールによる床の小さな段差ができません。
・動線を短く
年齢を重ねて足腰が弱ると、階段の上り下りやトイレまでの移動などが負担に。
1階に居住空間を集約、エレベーターを設置するなどの対策をしましょう。
LDKや寝室からトイレなどへ行きやすいよう、動線を短くすることも重要。
将来、介護が始まっても、ベッドからトイレや浴室までの移動距離が短いと安心です。
・家事の負担を軽減
長い間自立して生活するためには、日常生活や家事の動作が楽な住まいにしておくことが大切です。
最近では、衰えた体力を手助けしてくれる、便利な機能の付いた設備も増えています。
自動洗浄機能付きで汚れにくいバスタブやトイレ、ゴミを自然に排水口に流してくれるシンク、
消し忘れ防止機能付きのコンロなど。
難しい操作も不要で、家事や生活を助けてくれるので、ぜひ取り入れましょう。
「木は燃えるもの」というイメージから、木造住宅では火災について心配されがち。
しかし、木材は空気をたっぷり含んでおり、鉄に比べて熱を伝えにくい性質があります。
鉄はそれ自体は燃えませんが、火事の熱で急に強度が落ち、構造がぐにゃりと曲がってしまうことも。
それに対し木材は表面からゆっくり燃えていくため、急激に強度が落ちることはないのです。
木造住宅の火災への強さは、防火性能によっても大きく変わります。
低層の住宅が建ち並ぶ市街地は「準防火地域」に指定され、屋根の不燃化と敷地境界に近い外壁の防火構造が求められます。
広島市内中心部はほぼ防火地域または準防火地域に指定されているため、外部火災からの延焼を防ぐ必要があります。
・高齢になってからの火災への備え
高齢になると、ひとり暮らしや足の不自由な方も増えてくるため、火災に備えた住まいづくりの必要性がいっそう高まります。
古い家では防火対策が不十分なこともあるため、今一度、火事への備えを見直しましょう。
リフォームでは、柱・屋根・壁などの部分を不燃性の材料に変える、窓に防火サッシを用いるなどの対策ができます。
リフォームでは、耐震補強で地震の揺れに強い建物にしておくことも大切。
山根木材では、リフォーム前に無料建物診断を行い、構造の強さや補強が必要な部分を明らかに。
山根木材では、柱や壁など構造上主要な部分に耐震補強を施したり、揺れを吸収する制震ダンパーなどの技術を使って、安心・安全な家づくりをしています。
当社は強引な営業行為は行いません。リフォームに関するお悩みなどお気軽にお問合せください。